2017/10/11

チャンスが2倍!FX初心者が売りから入るための方法がこれ

 

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FXでなかなか勝てない人を勝てるようにするFXトレーダー育成の専門家です。誰でもトレードで負けるのには原因があります。多くの人はその原因に気づかないので勝てるようにならないだけです。そんな気づきをお伝えするのが得意です。
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みなさんよくご存じのように、FXにはたくさんのメリットがあります。おそらくそのメリットのうち、よく見るのは下記ではないでしょうか。

・少額の資金で始められる
・取引は24時間可能
・売りからもスタートできる

このうち、上位2つはみなさんもすでに経験済みかと思いますが、3番目の「売りからもスタートできる」については、実践している人は多くはないのが現状です。

でも、この「売りからの取引をしていない」ということがどれだけもったいないことをしているのか。どうすれば売りから始めることができるのか。

ここでは、そういった「なぜ売りから始められないのか」といった理由とその解決策、そして、売りからはじめることのメリットを簡単・詳しくご紹介していきます。これで相場のチャンスを2倍にしてください。

1. チャンスを半減させている「買いだけトレーダー」

相場というのは基本的に「上がる」か「下がる」の2通りしかありません。中には「横ばい」も入れて3つあるという人もいますが、横ばいも結局はある価格帯での相場の上下の繰り返しなので、結局は「上がる」か「下がる」の2通りしかないことになります。

 

上昇相場のチャート
※価格が上がっていくことを上昇するという
上昇相場のチャート

 

下落(下降)相場のチャート
※価格が下がっていくことを下落するという
下落相場のチャート

 

横ばい相場のチャート
※価格が一定の価格帯の中で上下を繰り返すことを横ばいという
横ばい相場のチャート

相場が「上昇相場」と「下落相場」しかないとしたら、うまく上昇相場に当たれば買いからはじめても利益につなげることは可能ですが、逆に下落相場のときに価格が安くなったからといって買いからはじめてしまえば、それは結局損失につながることになってしまいます。

したがって、上昇相場では買いから始めることが勝ちへの要因ですが、下落相場では買いではなく売りから始めることがトレードで勝つためには重要ということが分かると思います。

では、なぜ多くの人は売りから始めないのでしょうか。

2. 「売りから始めるのは怖い」の誤解

私はこれまで、たくさんの個人トレーダーの方々の手法を見てきました。その中で、特に顕著なのが初心者の方に多いのですが、それが「買いからしかトレードをしない」というものです。

なぜ売りからスタートしないで、買いからしかしないのか、それをよく聞いてみると、その答えは「売りから始めるのは怖いから・・」が一番多いんです。では、なぜ売りから始めると怖いのかを聞いてみると、その答えは、大体以下の2つに集約されます。それが、

・売りから始めることがよく分からない

・売りだとスワップ金利が支払いになるし、
もし塩漬けになったら更に支払いが膨らむから・・

です。でもこの2つ、気持ちが分からないでもないですが、実は大きな誤解なので、その誤解をここで解いていき、実は売りから始めることが有益であることが知ってもらいます。では、ひとつずつ見ていきましょう。

2-1. 売りから入ることがよく分からない

これは単純に理解不足から生じています。どういった理解が不足しているかというと、それは「仕組みの理解」です。仕組みを理解すれば簡単なことですので、ここでその仕組みをしっかり理解して売りからスタートできるようになりましょう。

まずは理解しやすくするために「買いから」の仕組みを見てみます。

2-2. 買いからスタートするFX取引の仕組み

例として、ドル円で1ドルが100.00円のときに、10万円の投資資金で1万ドルを買う取引をした場合の仕組みは以下の通りです。

まず、1ドル=100.00円で1万ドルを買うわけですから、資金としては100万円(=100.00円×1万ドル)が必要になりますよね。そして、その100万円を売って1万ドルを買う(交換する)わけなんです。
でも、投資資金は10万円しか手元にありませんので全然足りないです。

そこで出てくるのがFXの証拠金取引の仕組みです。証拠金取引とは、証拠金(=保証金)を預けることによって、それを担保にしてその証拠金の25倍の取引ができるルールです。
※25倍というのは協会で決まっているルールです。

つまり、本来必要な100万円の25分の1(4%)の資金である4万円を証拠金として預ければ100万円分の取引ができてしまうということです。

なぜそんなことができるのか不思議に思うかもしれませんが、ルールは簡単で、証拠金以上の数十倍の取引ができても、取引によって投資資金以上の損失(マイナス)が出てしまう手前で、取引自体を一旦強制的に終了(ロスカットといいます)させてしまうことで、FX会社のリスクをコントロールしています。

ロスカットの仕組み

結局のところ、

投資資金=10万円
1万ドルを買うための必要証拠金=4万円(=100万円×4%)
余剰金=6万円(=投資資金10万円-必要証拠金4万円)

の余剰金である6万円がなくなる前に取引を強制的に終了させることで、投資家の資金もFX会社のリスクもコントロールしているんですね。

ちなみに、6万円分の損失分とはどれ位の値下がりによってなるのでしょうか。それは、1万ドルの取引をしていますので、購入価格から仮に1円値下がりすると1万円の損失(=1円×1万ドル)になります。2円値下がりすると2万円の損失(=2円×1万ドル)ですね。ということは、6円値下がりすると6万円の損失になりますから、100円で購入した場合は、94.00円(=100円-6円)まで値下がったらこの取引は一旦強制的に終了してしまい、手元には投資資金10万円から損失分6万円を差し引いた4万円が手元に残ることになります。

ここまでは、よろしいでしょうか。
それでは次は「売りから始める」ことについて理解を深めましょう。

その前に、最初の理解として「ドル円を買う」「ドル円を売る」ということはどういうことでしょうか。まず、「ドル円を買う」とは、円を売ってドルを買うことです。次に「ドル円を売る」とは、ドルを売って円を買うということです。

2-3. なぜ売りからスタートできる?
円しか持ってないのに売れる仕組みとは

上記では「ドル円を買いから始める」という取引の仕組みについて学びましたが、ここでは「ドル円を売りから始める」という仕組みについて学んで行きましょう。

まずは、例としてドル円で1ドルが100.00円のときに、10万円の投資資金で1万ドルを売る取引をした場合の仕組みは以下の通りです。

まず、1ドル=100.00円で1万ドルを売るわけですから、資金としては1万ドルが必要になりますよね。でも1万ドルなんて持っていません。持っているのは投資資金の10万円だけです。

ここでまた出てくるのが証拠金取引という制度なのですが、ドル円を買うときは、4万円の証拠金を使ってその25倍の100万円を売って1万ドルを買いましたよね。

今回はドル円を売りから始めますが、それはドルを売って円を買うということになります。そして、1ドルが100円ならば、1万ドルと100万円は同じ価値(1万ドル=100万円)ですから、結局は4万円の証拠金でその25倍である1万ドル(=100万円分)を売って、100万円を買う、ということになります。

1万ドルを売って100万円を買う



因みに、買いからの場合はこうです。

100万円を売って1万ドルを買う

これで、買いから始めるFXも、売りから始めるFXもその仕組みは同じであることが理解できたかと思います。FXの場合はないものを売る、ということではなく、買うとか売るというのは取引通貨のことを指しているだけなのです。

3. 円高のときに利益を出すには

FXで売りから始める仕組みを知ったことで、次は肝心な売りから始めて利益を出していく方法についてです。

まず、買いから始めて利益を上げるには、購入価格よりも高い価格で売ることができれば、その差額分が利益ですね。逆に、購入価格よりも安い価格で売ることになれば、その差額は損失になります。

売りから始める場合も同じことで、売却価格よりも安い値段で買い戻すことができれば、その差額分が利益になります。逆に、売却価格よりも高い価格で買い戻すことになれば、その差額分は損失になります。

100円で売りから始めた場合のシミュレーション

したがって、今後価格が上がる(上昇する)と思えば買いから始めて、上がったところで売ればその差額分が利益になります。同じように今後価格が下落する(下がる)と思えば売りから始めて、価格が下がったところで買い戻せば、その差額分が利益になります。

買いから始めるのも、売りから始めるのも考え方は同じということが分かると思います。今後、上がると思ったら買う、逆に下がると思ったら売る、それだけです。

4. スワップ金利が支払になるのはちょっと・・

ここまで進んで、売りから始める仕組みは分かったかと思います。では、実際に売りから始めることは分かったが、一番の抵抗理由である「スワップ金利が支払いになるのがイヤだ」に対する解決法です。

解決法というと大げさかもしれませんが、要は考え方を変えればいいだけのことです。
下記のチャートを見てください。

下落相場で利益を狙う場合

これは、2017年1月中旬から2月上旬のドル円の4時間足です。ローソク足の1本の値動きが4時間のチャートですね。
2017年2月17日現在、ドル円のスワップ金利の受取額は、1万通貨の取引で34円(くりっく365の場合)です。店頭でもそんなに差はないですし、米国の利上げ前の昨年はもっと少なかったので、便宜上34円で変わらないことを前提で見てみましょう。

例えば、左側の赤○の上の方、この時の高値の価格は115.60円位です。そして下の赤○の安値の価格は112.50円位です。そして、この115.60円から112.50円まで下落した(価格が下がった)期間はわずか4日間です。

ということで、この間で売りから始めた場合の利益計算は、

為替差益=(115.60円-112.50円) × 1万ドル=31,000円の利益
スワップ金利=34円の支払い/日 × 4日間=136円の支払い

なお、為替差益については端から端を取ることはできないので、仮に2円分(=20,000円)で計算すると、

20,000円-136円=19,864円の利益になります。

次に、右側の青○の上の方、この時の高値の価格は115.35円位で、下の青○の安値価格は112.10円位です。そして、この115.35円から112.10円まで下落した期間は5日間になります。
では、利益計算をしてみましょう。

為替差益=(115.35円-112.10円) × 1万ドル=32,500円の利益
スワップ金利=34円の支払い/日 × 5日間=170円の支払い

なお、為替差益については端から端を取ることはできないので、これも仮に2円分(=20,000円)で計算すると、

20,000円-170円=19,830円の利益になります。

ということで、いかに目先のスワップ金利の支払いを拒んで、売りから始めないことが、実はものすごいチャンスを逃していた、ということを知っていただいたでしょうか。

確かに数ヶ月間もスワップ金利を支払っていたら、その金額は膨らんでくるかもしれませんが(※これもその間下がり続けていれば何の問題もないはずですが)、数週間程度なら実に小さい金額であるということが分かると思います。

因みに、1ヶ月間売り続けた場合は、34円×30日間=1,020円です。これは為替差益分でいうとわずか10銭(=0.1円=10pips)分です。下落相場で1ヶ月間売り続けて10pipsも取れないなんて通常は考えられません。

5. まとめ

ここまで、FX取引で「売りから始める」という観点で進めてきました。相場は上昇相場よりも、下落相場の方がスピードは早い傾向がありますので、売りから始めたほうが割と早く決着をつけることが可能です。
※もちろん、ちゃんとリスク管理は行って必要以上の損失は出さないようにしてください。

売りから始める仕組みを知ったうえで、

スワップ金利の受取額は「おまけ」
スワップ金利の支払額は「コスト」という

この考え方ができれば、もっともっとチャンスが広がります。100円もらって10,000円支払うほうがいいですか。それとも、100円支払って10,000円受取る方がいいですか。こんな考え方を持ってください。

これからは、今後下落すると思う相場であれば、売りから始めることで利益を狙ってください。単純に2倍のチャンスが広がります。

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