最新チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年4月9日(月)】

こんにちは。よろしくお願いいたします。
さてドル円ですが、先週は押し目からの反転で上昇した週でありました。
直近高値の107.00円レベルも上抜いて高値更新となりました。また、安値も切り上げってきていますので、今後、相場のどこをどのように見て行けばいいのか、結論と理由を解説していきます。
今回は、いつもの日足だけではなく、4時間足でも相場分析していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、見て行きましょう。
目次
日足チャートをベースにしたトレード方針とその理由
日足チャートをベースにしたトレード方針
まずは、日足チャートを見てみましょう。
こうしてチャートを見てみると、これまで高値安値を切り下げて推移してきたドル円ですが、ここ最近は高値安値を切り上げてきています。
この動きをどのように見て行くのかが大切ですね。
では、トレード方針はどのように見ているのか、日足チャートで見た場合はこれです。
- 少なくとも、107.50円を上抜かない限りは売り
- 可能なら、108.00円を上抜かない限りは売り
です。
以下、その理由を挙げてみます。
日足チャートをベースにしたトレード方針の理由
前回は、
・少なくとも、107.30円を上抜かない限りは売り
・可能なら、108.00円を上抜かない限りは売り
と書きましたので、107.30円から107.50円に20pipsほど引き上げました。
これは、赤○のように先週末の動きから木曜日、金曜日と2日間連続してこの107.50円レベルで抑えられているからであります。
なお、108.00円については青○のように107.90円のレジスタンスに変更はありませんので、このままで見て行きます。
したがって、今後は、
・少なくとも、107.50円を上抜かない限りは売り
・可能なら、108.00円を上抜かない限りは売り
との方針で見て行きたいと思います。
4時間足チャートをベースにしたトレード方針とその理由
4時間足チャートをベースにしたトレード方針
まずは、4時間足チャートを見てみましょう。
こうして4時間足チャートを見てみると、日足とは流れが違うことがわかりますね。
4時間足は高値安値が切り上がっていて、上昇傾向が継続しています。
ということは、買う相場なので「買い場探し」で進めるべき相場です。
- 少なくとも、106.75円レベルを下抜かない限りは買い
- 可能なら、106.40円レベルを下抜かない限りは買い
で見て行きたいともいます。
理由は次のとおりです。
4時間足チャートをベースにしたトレード方針の理由
理由としては、現在桃線で引いたように下値は106.75円レベルで一旦反転してサポートを形成しているからです。
なお、このレベルはフィボナッチでいう23.6%レベルでもあります。
また、現在上値は107.50円手まで何度も抑えられてはいますが、高値安値を切り上げながら上昇している以上、買い方針で進めたいですね。
可能なら106.40円レベルを下抜かない限りは買いというのは、ここがフィボナッチの38.2%レベルで、何度もサポートやレジスタンスを形成した重要な節目でもあるからです。
以上の理由により、4時間足については買い方針で進めて行きたいです。
まとめ
今回は、日足と4時間足でトレード方針は逆になっています。
理由としては、流れが違うのでよくあることです。
大きな流れの中に、小さな流れがありますが、それぞれ見方が違うことがありますので、一辺倒に買いとか売りというようにはいかないことはご理解ください。
短い足である4時間足の流れがそのまま継続していけば、日足においての転換へとつながっていきます。
反対に、大きな流れの日足が強ければ4時間足の流れは続かずに途中で叩かれてしまいます。
どちらが勝つかはこれからの相場次第で、事前にはわからないことでありますので、だからこそリスク管理が重要になってくるのです。
私が普段から書いている「相場は読めない」。でも、「リスク管理をしっかりしていればトレードでは勝てる」というのはそういうことです。