ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)。昨年より個人投資家の間でも話題になっています。
今後、この仮想通貨の取引をしようと思った場合、いつ取引できるのか?休みはいつなのか?は非常に大切で、しっかり押さえておきたいところです。
ということで今回は、仮想通貨取引の休みについて、FXや株と比較しながら詳しく説明します。
よろしくお願いいたします。
仮想通貨(暗号資産)の取引に休みはない
いきなり答えですが、
仮想通貨の取引には休みという概念はありません。
年中無休のコンビニと同じです。
例えば株式の場合、取引所で取引されている日とその間だけで、東京証券取引所での株取引なら、午前9時から11時半までと午後12時半から15時までの時間しか取引できません。
また、土日以外に日本の祝日も取引はできません。
FXについては土日はお休みですが、日本時刻の月曜日の朝から土曜日の朝までは日本の祝日に関係なく取引することができます。
それに対して、仮想通貨の取引は1年365日休みはなく、且つ24時間(※)の取引が可能となっているのです。
※取引システムのメンテナンス時間は除く
このように休みという概念がありませんので、平日は仕事で忙しくても、土日にゆっくりトレードしたいというサラリーマンの方にも合っているといえますね。
年中無休の仮想通貨の取引で注意しなければいけないこと
取引についてはシステムメンテナンス時間を除く24時間、無休で行える仮想通貨ですが、注意点があります。
それは、年末年始やゴールデンウィーク、お盆等の際には、
- 入金、特に出金については、銀行の営業日に従わなければならない
- 問い合せやサポートが制限される場合がある
ということです。
入金、特に出金については、銀行の営業日に従わなければならないとは
特に日本の祝日の場合、銀行の営業日と関係しています。
銀行窓口やATMを利用して入金しようとした場合、時間外扱いとなってしまいます。
例えば、金曜日の午後6時に銀行振込にて入金手続きを行った場合、振り込んだ入金が仮想通貨の口座に反映されるのは翌週月曜日の午前9時以降となってしまいます。
ただし、クイック入金(即時入金)というサービスを仮想通貨交換業者が取り扱っていて、あなた自身も銀行にてクイック入金のサービスが利用できる環境であれば、24時間、いつ入金しても即時に仮想通貨の口座に反映されることは可能です。
なお、出金に関してはクイック出金というサービスはありませんので、銀行の営業日にそのまま影響を受けることとなってしまいます。
そういったことから、特に出金については早めに手続きを行っておくことが大切です。
問い合せやサポートが制限される場合があるとは
どの仮想通貨交換業者も、問い合わせや各種サポート体制は整えていますが、その内容は各社様々です。
例えば、問い合わせはメールのみで電話対応していない場合や、電話対応をしていてもそれが24時間なのか、それとも平日のみなのか、または日中のみの対応なのか等々、事前に確認をしておく必要があります。
まとめ
仮想通貨の取引は、これまでの株式やFX取引よりも取引時間の長い、休みのない金融商品であることがわかりました。
より便利にはなっているものの、各社サービスは様々ですので、よく事前に確認しながら取引業者を決めていただければと思います。