こんにちは。よろしくお願いいたします。
さて、ドル円ですが下がっていますね。
もう結構下がったし、これからどのようなトレードをしていったらいいのか悩むところです。
ということで、今後のドル円のトレードについてのポイントはどのなのか、どのように考えて行けばいいのか、一緒に確認していきましょう。
相場状況
まずは、チャートを見てみましょう。
これはドル円の日足チャートです。
こうして見てみると、ドル円は日足を見ると直近安値である一番下のラインを昨日割り込みました。この数日間支えられた直近安値のサポートを割り込んだことで、140pips位の下落となりました。
ドル円については、すでに売り方針で書いてきたとおりで、今もその方針に変化はありません。
年初からスタートした方も、早ければ113.00円レベル、遅くても112.00円を割り込んだレベルから売っていますので、すでに300-400pips位の含み益が発生している状態かと思います。
問題はこれからエントリーを考えている場合ですが、これからにおいても売り方針に変わりはありません。理由はひとつ、上昇していないからです。
トレードに関する考え方
上昇を示唆する動きがない以上、値頃感で「もうすぐ上がるかもしれない」といった憶測でトレードすべきではありません。
これだけ高値安値を切り下げている以上、買う材料はありません(あくまでも、今は日足での話です)。反対にこれだけ売る材料が揃っているのであれば、売り込んで行くだけです。
あとは、「どこで売るか」「売値からどこまでマイナスになれば損切りするか」の問題だけなんですね。
- どこまで上がる(下がる)
- いつまで上がる(下がる)
こんな未来のことは誰にも分かりません。トレーダーは予想士ではありません。
トレーダーはリスクを取りながら、勝ち負けを繰り返して、トータルでプラスにしていく技術のいる職人であります。
トレード方針
ドル円は日足ベースでは、売り方針継続のままです。
具体的には、111.20円レベル位までの戻りであれば売り込んで行きたいですね。
下のチャートを見てください。
これは最初に見たチャートと同じドル円の日足ですが、フィボナッチを加えてみたものです。
こうして見てみると、これまでの下落分を考慮したときに111.20円レベルまでの上昇であれば単なる3分の1程度の戻りの範囲内(38.2%)であるので、そこまでは売り込んで行きたいです。
なお、もっと余裕をもって見たい場合は、フィボナッチの50.0%付近の112.00円レベルまでの戻りは売り込んでもいいかと思います。
なお、仮に111.20円の手前で売りエントリーして、その後111.20円をしっかりと上抜いたときにどうしたらいいのか、という件については、単に損切りするだけです。
なぜなら、トレードで勝つためのポイントは損小利大を繰り返すことだからです。