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チャートで見る相場の見方と考え方【2018年1月25日(木)】

こんにちは。よろしくお願いいたします。

さて、ドル円ですが下がっていますね。

もう結構下がったし、これからどのようなトレードをしていったらいいのか悩むところです。

ということで、今後のドル円のトレードについてのポイントはどのなのか、どのように考えて行けばいいのか、一緒に確認していきましょう。

目次

相場状況

まずは、チャートを見てみましょう。

これはドル円の日足チャートです。

こうして見てみると、ドル円は日足を見ると直近安値である一番下のラインを昨日割り込みました。この数日間支えられた直近安値のサポートを割り込んだことで、140pips位の下落となりました。

ドル円については、すでに売り方針で書いてきたとおりで、今もその方針に変化はありません。

年初からスタートした方も、早ければ113.00円レベル、遅くても112.00円を割り込んだレベルから売っていますので、すでに300-400pips位の含み益が発生している状態かと思います。

問題はこれからエントリーを考えている場合ですが、これからにおいても売り方針に変わりはありません。理由はひとつ、上昇していないからです。

トレードに関する考え方

上昇を示唆する動きがない以上、値頃感で「もうすぐ上がるかもしれない」といった憶測でトレードすべきではありません。

これだけ高値安値を切り下げている以上、買う材料はありません(あくまでも、今は日足での話です)。反対にこれだけ売る材料が揃っているのであれば、売り込んで行くだけです。

あとは、「どこで売るか」「売値からどこまでマイナスになれば損切りするか」の問題だけなんですね。

  • どこまで上がる(下がる)
  • いつまで上がる(下がる)

こんな未来のことは誰にも分かりません。トレーダーは予想士ではありません。
トレーダーはリスクを取りながら、勝ち負けを繰り返して、トータルでプラスにしていく技術のいる職人であります。

トレード方針

ドル円は日足ベースでは、売り方針継続のままです。

具体的には、111.20円レベル位までの戻りであれば売り込んで行きたいですね。
下のチャートを見てください。

これは最初に見たチャートと同じドル円の日足ですが、フィボナッチを加えてみたものです。

こうして見てみると、これまでの下落分を考慮したときに111.20円レベルまでの上昇であれば単なる3分の1程度の戻りの範囲内(38.2%)であるので、そこまでは売り込んで行きたいです。

なお、もっと余裕をもって見たい場合は、フィボナッチの50.0%付近の112.00円レベルまでの戻りは売り込んでもいいかと思います。

なお、仮に111.20円の手前で売りエントリーして、その後111.20円をしっかりと上抜いたときにどうしたらいいのか、という件については、単に損切りするだけです。

なぜなら、トレードで勝つためのポイントは損小利大を繰り返すことだからです。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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