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努力して結果が出ると自信になるが、努力しないで結果が出ると〇〇になる

先日、あるお笑い芸人の方がお母さんから送られた言葉を紹介してくれたのですが、その言葉が名言で相場にも通用すると思ったのでご紹介させていただきます。それが、

努力して結果が出ると自信になる。
努力せず結果が出ると傲りになる。
努力せず結果も出ないと後悔が残る。
努力して結果が出ないとしても経験が残る。

であります。調べてみると、いろいろな名言集に載っている言葉ですが、やっぱり大切なことなので、みなさんと共有したいと思います。

それでは、相場に当てはめてみましょう。
便宜上、順番は入れ替えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

目次

努力せず結果が出ると傲りになる

努力しないで結果が出た(出てしまった)場合ですね。
ビギナーズラックではないですが、初心者がいきなり勝ててしまう、ということは間々あります。

初心者でも、ちゃんと練習を積んでトレードに臨んで勝てているのであれば問題はないですが、これが何も練習しないで何となく始めて結果として勝てちゃった、という場合は「オレって天才かも!」「相場なんて簡単!」「このまま行けばメチャクチャ金持ちじゃん!」といった感情が湧いてきます。これは誰でも起きうる感情ですね。

次に思うことは、「10倍のトレードを行えば利益も10倍になる!」「これを続ければ月収で〇〇万円になる!」「専業トレーダーのほうが儲かるじゃん!」という正に「傲り」です。

こうなると、そう遠くないところで当初の利益なんてあっという間に吹っ飛んでしまうくらいの損失を出すようになります。そして、悪循環に陥る場合が多いんですね。

あなたはもう気付いてますよね。
どんな優れたプロのトレーダーでも勝ち続けるということはないんです。勝ちと負けを繰り返しながら、トータルで勝ち(プラス)にしていくのがプロのトレーダーです。

それをたまたま出たいい結果を自分の実力と勘違いしてしまうと、必ずしっぺ返しを食らいます。

トレードは傲らず、相場に誠実に向き合うことが大切です。

努力せず結果も出ないと後悔が残る

次はもうひとつ、努力しないで結果が出ず、後悔だけが残るパターンです。

「努力しなければ結果は出ない」
こんな当たり前といえば当たり前のことを行って結局後悔だけが残るなんて空しいだけですね。

でも、それが当たり前と気付いて努力するようになればいいんです。結果として努力に向かえばいいのですが、残念なのは次のパターンです。

努力せず結果も出ないで結局「自分には向いてない」と結論付けてしまう場合です。
これは非常にもったいないです。向いているかどうかも分からないまま「向いてない」と勝手に結論付けてチャンスを逃している可能性があるのですから。

これはトレードに限ったことではなく、思考のパターンとして自身を規律していくうえで重要なことです。

次からは、努力したパターンです。

努力して結果が出ると自信になる

これはもうおわかりですよね。
努力しないで結果が得ないのは当たり前ですが、努力した分だけ結果が出れば、それは正しい努力をしているということで「自信」につながります。

そのうえで気をつけなければならないことが2つあります。それは、

  • 自信と傲りを履き違えないようにする
  • 努力してもいい結果が出ない場合があることをちゃんと理解する

であります。
自信とは「自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心」という意味です。自分を信じることは非常に大切なことですが、自身が行っていること以上の結果を求めたり、結果として出てしまっている場合は無意識に「傲り」と履き違えてしまうことがあるので注意が必要です。

また「努力と結果は比例しません」。努力すれば結果はついてきますが、それは比例したものではないです。

努力しても結果が出ないときもあります。スランプや大きな壁にぶち当たったときなら、それは自身のことなので乗り越えることは可能ですが、どんなに努力しても結果が出ない場合があります。

それは相手がいる場合です。相場もそうです。
相場は生きモノで、こちらではどうにもならない相手なんです。なので、どうにもならない相手に勝つにはどうしたらいいか?ということが重要であります。

続きは次に行きますね。

努力して結果が出ないとしても経験が残る

「努力すればすべて結果が出る」「努力した分だけ比例して結果が出る」ほど世間は甘くないです。

でも、努力して仮にいい結果が出なくても「何かしらの結果」は出ます。大切なのは「何かしら出た結果」を次につなげられるかどうかであります。

エジソン曰く、「私は失敗などしていない。1万通りのダメな方法を見つけただけだ。」

ビルゲイツ曰く、「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ。失敗にどう対処するかで会社が社員の良い発想や才能をどれだけ引き出し、変化に対応していけるかがわかる。」

松下幸之助曰く、「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる。」

本田宗一郎曰く、「わたしの現在が成功というのなら、わたしの過去はみんな失敗が土台作りをしていることにある。仕事は全部失敗の連続である。」

先人の成功者は皆結果が良くても、悪くても次につなげていますね。相場もそうです。

全部勝とうとするから全部負けてしまうんです。
この考え方がトレードにおいて根幹にあるかどうかで、また結果は違ってきます。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

結論として、努力しないで出た結果はどちらにしても「将来的ないい結果にはつながらない」「むしろ悪い結果につながりやすい」ということと、努力して出た結果は、その内容がどうであれ次につなげていくことが重要ということですね。

これは私も肝に銘じておきます。私も凡人なのですぐに傲りが出てしまいますから。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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