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FXトレードで勝てる確率を上げるためにチャートで見つけるべき点はこの2つ

FXのトレードを行う場合、チャートも見ずにトレードする人はいないと思います。

ただ、このチャートのどこに注目して、何を見ればいいのかちゃんと理解して見ている人は少ないです。

そこで今回は、チャートのどこを見ればいいのか知りたいあなたのために、トレードで勝つ確率が上がるチャートの見方をお教えします。

これで無駄なトレードを回避して、勝ちトレーダーへの一歩を進んでください。

目次

1. 相場の流れ(トレンド)がどうなっているか

FXトレードで勝つ確率を上げるために、どのようなチャートの見方をすればいいのでしょうか。

まず1つめが、相場の流れであるトレンドがどうなっているのかをチャートから見つけることです。

ここからトレードの第一歩が始まりますし、反対にこれが分からなければトレードは控えるべきというくらい重要なことです。

トレンドとはなにか

トレンドとは、通常では「流行」という意味で捉えられますが、相場におけるトレンドとは「相場の流れ」のことを意味します。

相場の流れとは、現在は価格が上昇傾向にある上昇相場なのか、それとも価格が下落傾向にある下落相場なのか、もしくはどちらでもないトレンドレスなのか、ということです。

なぜトレンドを見つけることが大切なのか

では、なぜトレンドを見つけることが大切なのでしょうか。それは、トレードの買いか売りかを決めるために必要だからです。

一体今は買いから始めればいいのか、それとも売りから始めたほうがいいのか、よく分からないことがあると思います。

でも、トレンドを見つけることができれば、買いからがいいのか、それとも売りからのほうがいいのかが分かってしまうのです。

なお、トレードには大きく「順張り」と「逆張り」の手法がありますが、初心者には順張りをお薦めしています。

それで、順張りにてトレードを行う場合は、「上昇相場なら買いから始めて」「下落相場なら売りから始める」のが基本であります。

トレンドはどうやって見つければいいのか

それでは、「上昇相場」「下落相場」「トレンドレス」はどのように見つければいいのでしょうか。

それは次の方法で行えば簡単に見つけられます。それは、

チャートの高値同士、安値同士を線で結んでしまうのです。

例えばこうです。

このように高値同士、安値同士を線で結んで方向性が上に向いていればそれは上昇トレンドと見ることができます。

反対に、

このように高値同士、安値同士を線で結んで方向性が下に向いていればそれは下落トレンドと見ることができるのです。

最後に、

このようなチャートは、方向感がないトレンドレスの状態でありますので、トレードは行いません。トレードはしないという判断ができるのです。

以上、トレンドの3つのパターンを見ていただきました。今がどのようなトレンドなのかを知るだけで、買いなのか、売りなのか、トレードはしないほうがいいのか、を判断することができるのです。

2. 相場の節目がどこにあるか

次に、チャートで見つけるべき2つめは「相場の節目」になります。

最初の相場のトレンドを見つけることで、トレードにおいて買いなのか、売りなのか、トレードしないのか、が判断できましたが、今回の「相場の節目」を見つけることで「どこで買うのか」もしくは「どこで売るのか」の判断ができるようになるのです。

相場の節目とはなにか

では、相場の節目とは何なのでしょうか。それは「厚みのあるサポートやレジスタンスのこと」です。

サポートやレジスタンスは聞いたことがあると思いますが、特に厚みのあるサポートやレジスタンスを相場の節目として見ています。

※サポートとは何か、についての詳細はこちらをご覧ください。

※レジスタンスとは何か、についての詳細はこちらをご覧ください。

特に、同じ価格帯で何度も支えられたり抑えられたり、または長いヒゲを伸ばしたりして、反転しているところが厚みのあるサポートやレジスタンスになります。

相場の節目が見つかって、どこで買うのか(売るのか)

チャートを見て、相場の節目が見つかったとして、それではどこで買ったり売ったりすればいいのでしょうか。それは、

  • サポートで支えられている間は手前で買い
  • サポートをしっかりと割り込んだところで売り
  • レジスタンスで抑えられている間は手前で売り
  • レジスタンスをしっかり上抜いてきたら買い

それでは、それぞれ具体的に見て行きましょう。

サポートで支えられている間は手前で買いとは

サポートで支えられている間は手前で買いとは、サポートライン(支持線)を割り込まない限り、相場は上に行くしかないので、このサポートラインで支えられている間は買いで進めるということです。

サポートをしっかりと割り込んだところで売りとは

サポートをしっかりと割り込んだところで売りとは、サポートライン(支持線)を割り込んでしまうということは、底が抜けたような状況なので、割り込んでから売っていくということです。

レジスタンスで抑えられている間は手前で売りとは

レジスタンスで抑えられている間は手前で売りとは、レジスタンスライン(抵抗線)で抑えられている限り、相場は下に行くしかないので、このレジスタンスラインを上抜けられない間は売りで進めるというkことです。

レジスタンスをしっかり上抜いてきたら買いとは

レジスタンスをしっかり上抜いてきたら買いとは、レジスタンスライン(抵抗線)を上抜くということは、天井が破れたような状況なので、上抜いてから買っていくということです。

まとめ

今回は、相場で勝てる確率を上げるためにチャートのどこを見ることが重要なのかを学びました。

  • 相場のトレンドを見つけることで、買いなのか、売りなのか、トレードをしないのかの判断ができるようになり、
  • 相場の節目を見つけることで、どこで買うのか、もしくは売るのかが判断できるようになります。

この2つを組み合わせれば、無駄なトレードをしないで済みますので、効率のいい、そして確率のいいトレードを行うようにしてください。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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