こんにちは。よろしくお願いいたします。
さてドル円は2月中旬(2018年)に105円台まで下落してから一旦反転上昇しました。
しかし、その後は108円に到達できないで再度下落を開始し、直近安値をも割り込んでいる状況です。
ドル円は、昨年12月中旬より113円後半から下落しており、まだ下落が続くのか、それとも反転上昇してくるのか気になるところです。
そこで今回は、今後のトレードでどこをポイントにチャートを見ればいいのか、それを確認していきます。
ということで、よろしくお願いいたします。
今後のドル円のトレード方針
ドル円は、日足ベースで見るならば、
108.00円を上抜かない限り売り方針継続
で進めたいところです。
今後、一時的に上昇して戻りの動きを見せる場面があっても、108.00円をしっかりと上抜いてこない限りは絶好の売り場として売り込んで行きたいです。
下値目標値としては、週足レベルの節目である103.35円レベル、101.20円レベル、そして、大台の100.00円を意識したいですね。
では、なぜ今後も売り方針で進めたいのか、下記にて相場状況を確認しながら回答したいと思います。
ドル円(日足)の現在の相場状況
ドル円の相場状況を確認するためにチャートを見てみましょう。
これはドル円の日足チャートです。1本のローソク足が1日の値動きを表すチャートですね。
こうして見てみると、昨年より上下を繰り返しながらもすでに8円以上下落しているのが分かります。
下記でも書きましたが、112.00円手前で売れている方はすでに600pips以上の利益となっていますね。600pipsというのは、1万ドルの取引で6万円、10万ドルの取引で60万円の利益です。
チャートで見る相場の見方と考え方【2018年1月18日(木)】
では、最近の動きはどうなのでしょうか。
冒頭でも触れましたように、先月2月中旬からの値動きを見る限り、一旦は反転上昇しても赤線で引きましたように結局は高値更新できずに失速して下落。そして安値も切り下げる展開となっています。
このように、高値安値を切り下げる動きが継続している以上、買うという選択はありません。相場の流れに乗って、下げているのであれば売りを継続するだけです。
なぜ、108.00円を上抜かない限りなのか?
ではなぜ、108.00円を上抜かない限りなのでしょうか。
それは、直近高値が108.00円の手前にあるからです。
高値を切り上げて来ない限り、上昇する余地はありませんので、売り込んで行くだけです。
トレードに関する考え方
上記にトレード方針の理由を見て、
そんな単純なことで勝てるのか?
と思うかも知れません。しかし、相場は複雑に分析したから勝てるというものでもないのです。
複雑に細かくいろいろ分析すればするほど結局どうしていいのか分からなくなることは少なくありません。
下がっている相場なら売るだけ、上がっている相場なら買うだけ、それだけです。
「これだけ下がったのだから、もうそろそろ上がるだろう」という値頃感は捨てるべきです。どこで反転するかなんて誰にも分りません。それを下がっている途中で買うからその後も下落して、損失が大きくなってしまうのです。
相場はシンプルに見ることで、素直なトレードができるようになります。
そうすれば、無駄なトレードをしないで済みますし、何よりトータルで勝てるようになります。