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FXで勝つために絶対に理解しなければならない最も重要な要素とはなにか?

FXで勝つために重要なことの中には、取引手法や戦略、リスク管理等があります。

でもその中で何が一番重要かと聞かれれば、私は別の回答をします。

初心者の方でなかなか勝てない人はこれをちゃんと理解していない場合が多いのも、トレーダー育成をしてきた私の経験であります。

ということで、今回はFXで勝つために必ず知っておいてほしい考え方をお伝えしますので、よろしくお願いいたします。

目次

FXで勝つために必要な最も重要な要素とは?

まず最初に答えから申し上げます。

それは、

相場は「不確実性なもの」であることを知ることと、

そのうえで、トレードで勝つには不確実性なものに対応する力(対応力)が必要であるということです。

不確実性とは、コントロールができない事象のことで、簡単にいうと「相場はいつ何が起きるか事前には予測不可能である」という意味になります。

つまり、「相場は予測できない」ことを知るということですね。

これを見て、おそらくあなたは「予想できないのなら勝てるわけないだろ!」とか、「予想もできないのに人に教えてるんじゃないよ!」と思っているでしょう。

でも、それが違うんです。

何を言わんとしているのか、ここから詳しく説明していきます。

人は「確実性」を求める生き物である

まず、人がもともと持っているものとして「確実性」があげられます。

例えば、相場に当てはめてみると

  • 必ず勝てる取引手法
  • 損切りしなくていい手法
  • 勝率のいい取引手法
  • 相場が予測できる分析方法

等々、人はモノゴトに確実性を求める傾向があります。あなたもきっとそうですよね。
そういう私もそうです。

ただ、確実性を求めること自体は悪くはないのですが、すべてにおいてそれを求めていると、不都合が生じてきてしまいます。

なぜなら、世の中の多くの事象は不確実性なことのほうが多いからです。

トレードもそうですよね。

  • このトレードは必ず勝てるかどうか
  • 今日はどれくらいプラスになるのか
  • このトレードは何時間後に決済できるのか

等々、これらが確実にわかってトレードを始める人はいないと思います。

ではなぜ、確実にわからないのでしょうか。それは、相場が「不確実性」なものであるからなのです。

  • 1時間後、相場が上昇しているかどうか
  • 明日の同じ時刻まで、どのように推移して変動するのか
  • 今後、どこで反転するのか

これらが事前に正確にわかる人はいないと思います。これはまさに相場が不確実性なものであるからであります。確実性なんてないのです。

もうあなたは気付きましたよね。

不確実性な相場に対して、確実性を求めるから不都合が生じていることを。

ここまで進むと、ひとつ疑問が生じます。

それは、不確実性な相場において、勝つ人はちゃんと勝っているが、その人はどうやって勝っているのか?ということです。

それについて、次で説明します。

不確実性な相場においてなぜ勝つ人はちゃんと勝っているのか?

トレードの結果として、勝っている人と負けている人に分けられますが、勝っている人の中でも、たまたま勝っている人と、ちゃんと勝っている人に分けることができます。

ではなぜ、ちゃんと勝っている人はちゃんと勝っているのでしょうか。

もしくは、ちゃんと勝っている人はなにをしているのでしょうか。

100人の勝ちトレーダーがいれば、100通りの勝ちパターンがありますので、一概に「勝つ方法はこれだけ!」というようなことではないですが、これまで約20年間勝ちトレーダーを見てきた私の感想はこれにつきます。

それは、

  • 不確実性なものと確実性のあるものをちゃんと立て分け
  • 確実性のあるものは徹底して管理し
  • そのうえで確率性の高いほうで実行している

です。それぞれ解説していきますね。

不確実性なものと確実性のあるものをちゃんと立て分けるとは

不確実性なものとはコントロールできないもので、確実性のあるものとはコントロールできるもの、というように分けることができます。

これをトレードに当てはめると、

コントロールできないもの(=不確実性なもの)相場変動

コントロールできるもの(=確実性のあるもの)リスク管理

に分けることができます。

要は、トレードにおいて、コントロールできるものと、できないもとに分けて、コントロールできるものをしっかりと管理していくことが立て分ける必要性になります。

確実性のあるものは徹底して管理するとは

では次に、コントロールができる確実性のあるリスク管理とはなんでしょうか。

それは、

  • 損切りを予め設定し必要以上のマイナスを作らないこと
  • 単に損切りができればいいだけではなく、利食いとのバランスが大切であること

であります。

「損切りを予め設定し必要以上のマイナスを作らないこと」とは、仮にトレードで連敗が続いたとしても、資金力に大きなダメージを作らないための資金管理で、1%ルールや、2%ルールが該当します。

1%ルールとは、1回のトレードで負える損失額は投資資金の1%以内にするというルールのことです。

また、「単に損切りができればいいだけではなく、利食いとのバランスが大切であること」とは、損切りは実行さえすればいいということではなく、利食い目標とのバランスが大切という意味でリスクリワードが該当します。

リスクリワードとは複数の意味がありますが、ここでは損切り設定と利食い目標の比率が1:1.5や1:2以上でトレードすることで優位性のあるトレードを行うことをいいます。

このように、コントロールが効かない相場において、コントロールが効くリスク管理を行うことで、必要以上に余計なマイナスを作らないようにして、利益を上げていくことが重要なんですね。

ただ、これだけではトータルで勝つにはまだ不十分なので、最後は「そのうえで確率性の高いほうで実行している」が大切になるのです。

次、見てみましょう。

そのうえで確率性の高いほうで実行しているとは

トレードを行う場合、買いからはじめるのか、売りからはじめるのかを決めて実行しなければなりません。

その際に、どのような基準で売買を決めるかというと、それは「確率性」から判断することが重要です。私はタートルズを見習って「優位性」のある取引といっています。

もちろん、「この手法で行えば〇〇%の確率で勝てる」といった数値を算出することはなかなか難しいです。

また、確率性の高い取引といっても80%や90%の確率を求める必要はなく、50%もあれば十分な確率です。もし、60%の確率が出せればそれはすごい事だと思います。

因みに、私の勝率は大体40%位ですがトータルでは十分勝っています。

ということで、50%位の確率で勝てるようになれば、リスク管理と併せることで、トータルで勝つことは十分可能なんですね。

どのような手法が確率性の高い方法なのか

どの手法が確率性の高い方法なのか?については、人それぞれ違いがありますので、一概に「これ」という判断はできません。

ただ、私の場合は「水平線+フィボナッチ」も参考にする時があります。

詳しい内容は下記をご覧ください。

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相場分析については、たくさんのインジケータを導入すれば、分析精度が上昇すると思う人もいますが、それは間違いです。

なぜなら、インジケータにはそれぞれ違う目的がありますので、たくさん導入しても精度はあがるとは限らないのです。

ということで、勝率で50%位勝てる方法を導入できれば、その取引手法がボリンジャーバンドでも一目均衡表でも、MACDでも問題ありません。

勝率80%とか90%という数値はいりませんので安心してください。

まとめ

ここまでいろいろと書いてきましたが、最も重要なことは

相場はコントロールが効かない

ということを知ったうえで、コントロールが効くことをしっかりと管理し、その上で確率性の高いトレードを行っていくことで、トータルでプラスにしていくことが可能となるのです。

単なる勝率とか、損切りしないでとか目先のことではありません。

これができればあなたも勝ちトレーダーの一員に大きく近づきます。是非実行できるようになってください。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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