サラリーマンといえば、朝早く自宅を出て、夜は残業や飲み会となかなか自由な時間を作ることが難しい仕事ですよね。
そんなサラリーマンがFXで少しでも小遣い稼ぎをしようとすれば、「睡眠時間を削って行う必要があるのか」といった悩みが出てきます。
でも、そんなことで悩む必要はありません。
なぜなら、そもそもFXはずっと相場を見ている必要がなく、わずかな時間があれば小遣い稼ぎくらいは十分できる投資だからです。1日15分あれば勝つためのトレードは可能なんです。
そこで今回は、サラリーマントレーダーの多くが抱えているトレード時間の確保について、簡単な解決方法を具体的にお伝えします。
これであなたもわずかな時間でFXトレードができるようになりますので、安心してください。
それでははじめましょう。
1日15分でトレードするには事前に注文を終わらせること
サラリーマンがFXを行う場合、可能な限り短い時間でトレードを行うことが重要です。
それを可能にする方法が「注文方法を変える」ということです。
手法から変えようとするとすぐにはできません。したがって、手法よりもまず注文方法を変えることが時間短縮となるんですね。
多くのトレーダーは成行注文で行う傾向があります。しかし、この成行注文ですとずっと相場を見ていなければならず、時間がないサラリーマンにとっては使ってはならない注文方法となります。
では、どのような注文方法を使えばいいのでしょうか。
具体的な注文方法はイフダンオーシーオー注文
サラリーマンが時間短縮でトレードを行う場合に必要な注文方法は、
イフダンオーシーオー(IFO)注文
です。
イフダンオーシーオー(IFO)とは、「エントリーと決済を同時に発注する」注文方法です。
しかも、決済は利食いと損切りを一緒に発注できるので、エントリー後に相場がどちらに行っても対応することができる便利な方法なんです。
例えば、こんな場合に使えます。
イフダンオーシーオー(IFO)の具体例
例えば、ドル円の現在値が102.00円の場合、今後もう少し安い100.00円で買って、その後の相場が再度102.00円まで上昇すればそこで利益を確定し、反対に、99.00円まで下落するようなことがあれば損切りして終わらせよう、とする場合には、
- 第一次注文(エントリー)
ドル円の100.00円の買い指値注文 - 第二次注文(決済)
ドル円の102.00円の売り指値注文
or
ドル円の99.00円の売り逆指値注文
のイフダンオーシーオー注文を行えばいいのです。
イフダンオーシーオー注文をもっとくわしく知りたい場合、下記の記事を参考にしてください。
エントリーも決済もチャンスを逃さない!FXで勝つために使う2つの組合せ発注方法
このように、事前にトレードをどうするのか決めておけば、あとは注文を設定して放置しておくだけです。
どのようなトレードを行うのかも、慣れてくれば15分あればすぐにできてしまいます。そうすれば、注文通りに為替レートが変動したときに自動的に売買が行われますから、トレードに時間を縛られることもなくなるのです。
時間がないサラリーマンにとっては、まずは「ずっと相場を見ていなくてなならない」といった状況から脱することが最優先です。
これができれば、あとはリスク管理を行いながら優位性のある取引を行うことで、勝てるようになっていきます。
絶対にやってはいけないトレード方法
サラリーマントレーダーにとって、一番やってはいけないトレード方法はこれです。
成行注文
成行注文とは、現在の価格で買ったり売ったりする注文方法のことです。
この成行注文を行っていると、次のようなデメリットがあるので絶対にしてはいけません。それは、
- 急な変動に飛びついてしまい、結果として行って来いのダマシになりやすい
- エントリー後も、決済するまでずっと相場を見てしまうため寝不足になる
- 負けトレードのあとは取り返そうと躍起になってまた寝不足になる
- 結局負けが続くとメンタルがやられて寝不足になる
- 寝不足が続くと本業に支障が出てくる
- 寝不足が続くと体調に異変が生じてくる
こんな感じで、成行注文はちゃんと訓練をしない限りはしてはいけない注文方法なんです。
特に、時間が限られているサラリーマントレーダーは絶対に行ってはいけません。
まとめ
時間がない、私たちサラリーマントレーダーが時間を有効に使って勝つには、注文方法を見直すことから始めたほうがいいです。
あなたも成行注文は決して行わず、必ずイフダンオーシーオーの方法でトレードを行うようにしてください。
そうすれば、相場に振り回されずにトータルで勝てるように近づいていきます。