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FXで失敗しないために行うたった1つだけの方法がこれ!

FXの初心者の方は、FXで利益を出してその利益でいろいろなモノを買ったり、専業トレーダーとなって自由な時間を手に入れる夢を抱いている方がほとんどだと思います。

しかし、実際には初心者の90%もの人が負けてしまい、早々に撤退してしまっているのが現状です。

そこで、ここでは「FXで失敗する原因は何のか」「どうすればFXで失敗しないのか」といった疑問に対して、相場から撤退しなくて済むたった1つの回答をご紹介します。これから紹介する方法を実践するだけで、FXで失敗してしまうことから抜け出すことは十分可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1. 1回の損失額を少額に抑える

「どうすればFXで失敗しないのか」の答えを1つだけ挙げるとすれば、それは

1回の損失額を少額に抑える に尽きます。

なぜなら、初心者の多くが「FXで失敗する原因が」1回のトレードで損する損失額があまりにも大きいためだからです。1回の損失が大きすぎるため、わずか1回から数回のトレードで資金が底をついてしまい、結局、相場から撤退しなければならなくなっています。

でも、トレードにおける「1回の損失額を少額に抑える」だけで、相場からか退場しなくてはならないことから抜け出すことができるようになります。

答えを見て「そんなことか」と思う人もいると思います。ただ、相場で生き残っている人たちはこの実践ができている人たちです。逆にいえば、これができないからFXで失敗してしまう、ということを理解してください。

ここからは、どうすれば「1回の損失額を少額に抑える」ことができるのかを紹介していきますので、実践してみてください。

1-1. 1回の損失額を少額に抑えるための【考え方】

FXで失敗しないための方法として、「1回の損失額を少額に抑える」ことを挙げました。ここからは具体的に実践していくための心構え(考え方)と実践方法(手法)をご紹介します。

1-1-1. 10回連続して負けても大丈夫な取引をする

FX初心者の多くは、「どういった取引を行っていけば勝てるようになるのか」ということを知らないので、安くなったから買う、とかアナリストに人が買いと言っていたから買う、という取引をしてしまいます。

結果としてそれで勝てればいいですが、多くは相場が逆方向に変動してしまい、損失(含み損)が大きくなってしまいます。それでも、早めに損切りをして損失を小さくすることができれば問題はありません。

しかし、多くの初心者は損切りが遅くなって、その後どうしても損切りせざるを得なくなってしまったときには、その損失額が大きくなり過ぎてその次のトレードができなくなってしまいます。

そこで行わなければならないことが、「10回連続して負けても大丈夫な取引をする」という考え方(思考)を持つことです。10回連続して勝つことが難しいように、10回連続して負けることも実は難しいことなんです。それを、10回連続して負けてもいいようなリスク管理を行うことで、大きく資金を減らすことを防ぎます。資金を増やすために投資を行っていますが、増やす以上に大きく減らさないことを重要視するんです。

資金を大きく減らさなければ、次のトレードのチャンスで何回でも挑戦することができます。相場の世界、特にFXはほぼ24時間の取引が可能ですから、何回でもトレードのチャンスはあります。わずか数回のトレードで資金を大きく減らして、次のチャンスに乗れないのは非常にもったいないことです。これが「10回連続して負けても大丈夫な取引をする」という考え方(思考)です。

1-1-2. どれ位まで少額に抑えるのか

ここからは「10回連続して負けても大丈夫な取引をする」といっても、どれ位まで少額に抑えればいいのかご案内します。

その答えは「1トレードあたりの損切額を投資資金の1%以内にする」です。仮に投資資金が100万円あれば、「1トレードあたりの損切額は1万円以内」、投資資金が10万円であれば「1トレードあたりの損切額は1,000円以内」です。

世の中には「10万円を1年間で1億円にした」といった甘い文句を謳った商品がはびこっていますが、短期間で投資資金を数十倍、数百倍にするような投資手法は、逆にいえば数日、数回で投資資金をなくしてしまうリスクがあることを知るべきです。

下図を見てください。

1トレードあたりの損切額を投資資金の1%以内にすると

「1トレードあたりの損切額を投資資金の1%以内にする」ことで、仮に10回連続してトレードで負けてしまっても、資金がそれぞれ10%も減ってないことが分かります。これなら、いつでも次のチャンスにトレードを行うことができて資金を増やすことができます。増やすこと以上に、大きく減らさないことが重要です。

1-2. 1回の損失額を少額に抑えるための【方法】

ここからは「1トレードあたりの損切額を投資資金の1%以内にする」具体的な方法についてご紹介します。

方法としては、わずか2つしかありませんのですぐに実践することが可能です。それでは見ていきましょう。

1-2-1. 取引量(ロット)を小さくする

ひとつめの方法は「取引量(=ロット数)を小さくする」ということです。仮に、ドル円やユーロ円、豪ドル円といった通貨ペアの右側(決済通貨)が日本円の場合、取引量(=ロット数)と変動幅の差損益の関係性は下記の通りになります。

 

変動幅    取引量    
1,000通貨 5,000通貨 1万通貨 5万通貨 10万通貨
10pips  ±100円  ±500円  ±1,000円  ±5,000円  ±1万円
50pips  ±500円  ±2,500円  ± 5,000円  ±2.5万円  ±5万円
100pips  ±1,000円  ±5,000円  ±1万円  ±5万円  ±10万円
500pips  ±5,000円  ±2.5万円  ±5万円  ±25万円  ±50万円
1,000pips  ±1万円  ±5万円  ±10万円  ±50万円   ±100万円

例えば、投資資金が50万円であったとすると、「1トレードあたりの損切額を投資資金の1%以内にする」のルールに従うと、損切額は5,000円以内となります。5,000円を上限に損失額を抑えるとなると、おのずと取引量は決まってきますよね。

仮に、投資資金は50万円、ドル円で1万通貨の取引をした場合、投資資金が50万円ですので損切額は5,000円以内になります。

次に、取引量についてですが、これは1万通貨なら損切幅は50pips分、5,000通貨の損切幅は100pips分になりますので、そのあたりで取引量を考えればいいです。

また、投資資金が10万円の場合の損切額は1回あたり1,000円以内ですので、取引量は5,000通貨なら損切幅はわずか20pipsですが、1,000通貨なら損切額は100pipsとなりますので、余裕がある取引が可能となります。

このように、1回あたりのトレードの損失額から取引量を決めることで、大きなマイナスにならずに済みます。

1-2-2. ストップロスは必ず設定する

上記では、1回の損失額を少額に抑えるための方法として、取引量を小さくすることを紹介しました。次は頭で理解できたことを実際に行ってみる実践です。どんなにいいことでも実践できなければ意味がありません。では、実践するためのルールですが、それは

ストップロスは必ず設定する」です。

ポジションの新規エントリー(=建玉すること)と損切りのためのストップ(逆指値注文)はセットにして、このストップ注文を入れなければ新規エントリーもしないことです。

これは絶対的なルールとして守ることができれば実践は完了です。慣れれば簡単なことですので、まずはストップ注文の設定に慣れてください。

2. まとめ

FXで失敗しないために行うたった1つだけの方法というと、何か特別なことを行うのか期待したかもいるかもしれません。でも実はこんなシンプルなことで失敗することを防ぐことが可能です。たったこれだけのことですので、今日からすぐに実践してください。そうすれば相場から撤退することなく、ずっと相場と付き合うことができ、いつでもチャンスに乗ることができます。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

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