こんにちは。よろしくお願いいたします。
今週は世界中で注目された米朝の首脳会談があったことから、為替においてもそれに関する変動がありましたね。
特に最近は、回避通貨としての円が目立っていますので、今回もその動きがあちこちで見受けられました。
ちょっと円が振り回された感がありますが、今後のドル円の日足チャートにおけるポイントを一緒に確認していきましょう。
よろしくお願いいたします。
日足チャートで見るこれまでのドル円の流れ
まずは、日足チャートを見てみましょう。
これまで、ドル円は日足チャートを見ると上下を繰り返しながらも上昇を継続してきました。しかし、5月下旬になって赤線である108.50円を割り込んでしまいました。そのためフィボナッチでいう50%ラインまで下落したことから、売り転換する旨で方針を変更しました。
その後、108.50円レベルは青○で囲んでいるように、3日間割り込んでいました。ただ、内容としては下ヒゲだけ割り込んでいる状態で終値では戻っていました。
それでも、一旦108.50円を割り込んだということで売り方針に転換し、高値111.40円レベルをしっかりと超えない限りは売っていく方針で現在も進めています。
現在のドル円のポイントは?
日足レベルでは現在も売り方針で進めていますが、現在のチャートポイントはどこにあるのでしょうか?
次のチャートを見てください。
これもドル円の日足チャートです。
こうして見てみると、昨日の日足は上ヒゲを伸ばして陰線で終了しています。
価格としては、110.85円レベルです。
ラインを引いて赤○でも囲みましたが、実はこのレベル、何度か節目となっている価格帯でもあります。
昨日、その価格帯で上ヒゲを伸ばして終了したことは無視できないポイントと思います。レジスタンスとして見たほうがいいですね。
ということで、現在の111.40円をしっかりと上抜かない限りは売り継続の方針はそのまま変わりませんが、その手前のひとつのポイントとして、110.85円レベルも意識していければと思います。
まとめ
現在ドル円は個別の足で見ると、週足では強気、4時間足でも強気の状況で、日足だけが弱気と見ています。
その意味で各足の方向性が揃っていない状況であります。
したがって、このまま時間足レベルの短い時間軸のチャートがこのまま強気継続で進むのか、それとも弱気転換するのかは日足に大きく影響を与えるので、そこも注意して見て行ければと思います。