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FXチャート種類はどの順番で見ていくべき?その答えと理由がこれ!

チャート分析をする際に、日足に週足、4時間足に1時間足、それに5分足に1分足とどのチャートから見て行けばいいのか、最初のうちは全然わからないですよね。

私も最初はそうでした。結局、自分に向いていると思うチャートを選んで、それでトレードしてみて、結果勝てない・・といったことの繰り返しでした。

そこで今回は、同じようなことで悩んでいるあなたのために、チャートはどの順番で見て行けばいいのか、に対するその答えと3つの理由について解説していきます。

ちゃんと意味のあることですので、不明な方は是非ご覧ください。

目次

答え:チャートは時間軸の長いものから見るべし

まずは答えからですが、

チャートは時間軸の長いほうから見て行くべき

です。

初心者の方には、5分足から見て、その後1時間足を見て、最後に日足、という方もいます。

こんな見方だと絶対に勝てない、というようなことは言いませんが、でもこれでは相場の流れを把握していなので断面的にしか捉えてない可能性が高いです。

時間軸の違いはそれぞれ別物という見方をしなければなりません。

相場はリアルタイムで推移していますので、結局は1本でつながっていてひとつなのですが、ずっとつながっている相場を「ある時間帯」にだけピックアップしたものが「足」になんですね。

例えば日足、この日足は1日の区切りか翌日の区切りまでの24時間の値動きを1本のローソク足にしてつなげたものです。

1時間足は、1日を24分割してある1時間の値動きを1本のローソク足にしてつなげたものです。

相場自体は1本でつながっていますが、それぞれのチャートを見ると全くの別物です。

したがって、見て行く順番を間違えてしまうと、相場の流れを捉えることなく、断片的な見方になってしまうことから、チャートは時間軸の長いほうから見て行くことが重要になります。

以下、3つの理由を細かく確認していきます。

理由1、時間軸の短いチャートは目先の短期間の値動きしかわからない

「時間軸の短いチャートは目先の短期間の値動きしかわからない」このタイトルを見て、「そんなの当たり前だろ!」と思った人も多いと思います。

確かに、時間軸の短いチャートはそれだけ短期間の値動きを把握するために見るのですから、それしかわからなくて当然です。

その中で私がいいたいことは、目先の細かい値動きだけ見ていても、なかなかトレードでは勝てないですよ、ということなんです。

もちろん、例外的にスキャルピングのようなトレードをする場合は、1分足や5分足だけ見ていても問題はありません。

しかし、ある程度のトレンドを把握しようと思ったら、1分足や5分足だけ見ていても分かるのは値動きだけなんですね。

例えば、下図を見てください。

この図は、10分足と4時間足のチャートですが、10分足ですと上下に大きく変動しているように見えても、4時間足で見ると、実は単なる横ばいでの推移であることがわかるのです。

要は方向感をつかむことができないので、短い足だけ見ていてはダメなんですね。

理由2、時間軸の短いチャートのトレードポイントは、長い時間軸のポイントになるとは限らない

チャート分析をする際に、把握することのひとつにトレードポイントがあります。

トレードポイントとは、買いや売りを選択する際の重要な値位置のことで、ここを意識しないでトレードを行っても、単なる値頃感でのトレードになってしまうのです。

例えばこれを見てください。

これは1時間足と日足のチャートの比較ですが、上の1時間足を見ると赤い横線で引いているようなたくさんのトレードポイントがありますが、日足を見ると、1時間足ではあれだけのトレードポイントがあったにも関わらずなんの変化もありません。

時間軸の短いチャートを見て、いろいろと考えることもありますが、実はもう少し長い時間軸のチャートを見ると大したことないことだったりすることもあるのです。

その意味で、長い時間軸のチャートのポイントを確認しながら、それを短い時間軸のチャートに当てはめてみるということは大切なことなんですね。

理由3、短い時間軸のチャートだけ見ていると相場に振り回されやすくなる

まずは、このチャートを見てください。

これは1分足のチャートです。

こうして見るともの凄く変動しているように見えますが、横の値幅を見ると最大でも10pipsも変動していません。このように実は全然動いていない、なんてことはよくあります。

チャートを見るときは、この縦軸である値幅を意識しないとちょっとした「上がった下がった」で振り回されてしまうことになるのです。

その意味で、時間軸の長いチャートから確認していくことで、大きな流れを捉えながら、その流れの中で細かい動きを把握することができるのです。

そうすることで、無駄なトレードを避けて優位性のあるトレードに集中することができるので、トータルでのプラスにもっていく確率が上がるのです。

スキャルピング等をしない限り、チャートは時間軸の長いほうから確認した方がいいです。

まとめ

今回は、数あるチャートの種類の中からどのような順番で見ていけばいいのか、という疑問にお答えしました。

スキャルピングをしない限り、チャートは自分がメインにしているチャートよりも少し時間軸の長いチャートから見たほうがいいですね。

もし、1時間足をメインにしているなら日足、4時間足、1時間足といった感じで見て行けばいいです。

細かい動きも重要ですが、流れを捉えるチャート分析が大切です。そうすれば今よりももっと良くなっていくはずです。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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