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高くなってから買ってなぜ勝てるのか?それが理解できない初心者はこれを読んで下さい!

勝ちトレーダーが行っているトレード手法のひとつに、「ブレイクアウト手法」というのがあります。

ブレイクアウト手法は、勝ちトレーダーの多くが使っている有効なトレード手法です。

でも、多くの初心者の方はこれができません。できない方の理由としては、「理屈が分からない」「理屈は分かったが怖くてできない」が挙げられます。

もし、あなたが使えてないのなら、非常にもったいないことをしています。そこで今回は、それらブレイクアウト手法ができないあなたのために、できるようになるための知識と考え方を教えますので、是非参考にしてください。

これを読めば、あなたも勝ちトレーダーへ大きく近づきます。

目次

ブレイクアウト手法とは何か?

まずはじめにそもそもブレイクアウト手法とは何なのでしょうか。それを知らなければ始まりませんので、そこから説明します。

ブレイクアウト手法とは、高値や過去の安値等の相場の節目となる価格帯を上抜いたり、割り込んだりしたところを、その突破した方向へ向かうポジションを持つことで利益を狙う手法のことをいいます。

ちょっと難しいですね。
ということで、図を使って簡単にブレイクアウト手法を解説してみます。

レンジ相場におけるブレイクアウト

まずは分かりやすいレンジ相場からです。

下記チャートを見てください。

このように上下にある一定の価格帯(赤線)で何度も変動を繰り返している相場のことをレンジ相場(ボックス相場)といいます。

このように、同じ価格帯を何度も繰り返している場合、何らかの理由でその上下どちらかの価格帯から抜けたときには、大きく変動しやすい傾向が相場にはあります

例えば、下記のように相場が上抜けたとしましょう。

このように、レンジ相場から価格が上抜けた(ブレイクした)場合は、価格はさらに上昇していく傾向が強いという判断ができるので、赤○のように上抜いたところから新たに買っていくのです。

ポイントは、上抜く前ではなく、あくまでも「上抜いてから買う」です。

トレンドにおけるブレイクアウト

次は、トレンドにおけるブレイクアウトについてです。

トレンドとは相場の流れのことですが、例えば下記のような上昇トレンドの相場状況のときの場合です。

上記のように、高値安値を切り上げながら上昇を継続している相場状況のときに、その後、下記チャートのように赤線の直近高値を上抜いたとしましょう。

この場合、赤線はレジスタンスといって抵抗線を意味していて、売り圧力が大きい価格帯と判断することができます。

そうすると、このレジスタンスを上抜いたということは大きい売り圧力を吸収してさらに上抜いたと見ることができるので、今後はさらに上昇していく確率が高いと判断できます。

したがって、この直近高値である赤線を上抜いたところから、新たにポジションを買っていくことで、さらに上昇した分を利益にしていくのです。

トレードの買うとか売るは所有や消費ではない

そもそも、トレードにおける「買う」とか「売る」というのは、どういうことなんでしょうか。

一般的に「買う」といえば、「所有」や「消費」をするために「買う」という行為をします。自身が所有や消費をするのであれば、少しでも安い価格で買うことができればそれだけ負担が小さくて済みます。

しかし、トレードにおける「買う」というのは、この所有や消費とは意味が違うんですね。トレードというのはあくまでも「買値と売値の価格差」が損益となるだけでのものなのです。

いくら安い価格で買うことができても、それ以上に価格が下がっていけば、それは下がった分だけ損をするだけのことなんです。

反対に、いくら高い価格で買ったとしても、その後も価格が上昇していけば、上昇した分だけ利益になっていくものなんですね。

あくまでもトレードの目的は利益を上げることで、安く買うことではないということを忘れてはなりません。

なぜ、高くなってから買うのか?

なぜ、高くなってから買うのか?多くの初心者の方は疑問に思うことでしょう。

そも、ちゃんと理由はあります。ここでもう一度「価格が高くなってからわざわざ買うのか」、その理由を確認してみましょう。簡単にいえば2つあります。それは、

  • 上昇しているから買う
  • 抵抗帯を上抜いたから買う

です。

この意味は、単に価格が高くなったら買いましょう、ということではなく、上昇している相場であるなら、その流れに乗って買っていき、上昇分を利益にしましょう、ということです。

上昇しているから買う

また、レジスタンスという相場の節目が発生している場合に、「その節目をしっかりと上抜いた場合に、そこから新たに買っていきましょう」という意味になります。

レジスタンスという抵抗線を上抜いたから買う

レジスタンスとは、抵抗線ともいい相場において売り圧力が多い価格帯のことをいいます。チャート上では、何度も同じ価格帯で高値を形成しているところや、ローソク足の上ヒゲが長く伸びた高値もレジスタンスとして見ることができます。

このレジスタンスを上抜くということは、売り圧力が大きい壁を下から上に突破(ブレイク)したということで、それは売り圧力を吸収してさらに上昇していく確率が高いと判断できるからなのであります。

当然、レジスタンスを上にブレイクしたら必ず上昇していく保証はありません。でもその確率が高ければそれを狙っていくのがトレードであります。

しっかりとリスク管理したうえで確率の高いトレードを行っていけば、おのずと利益は増えていくものです。

なぜ、安くなってから売るのか?

次に、初心者の多くがよく理解していない、「なぜ、安くなってから売るのか?」についてです。

これは、上記の「なぜ、高くなってから買うのか?」と同じ考え方になります。

理由としては、

  • 下落しているから売る
  • 指示帯を割り込んだから売る

です。

考え方としては、下落している相場であるなら、その流れに乗って売っていき、下落分を利益にしましょう、ということです。

また、サポートという相場の節目が発生している場合に、「その節目をしっかりと割り込んだ場合に、そこから新たに売っていきましょう」という意味になります。

サポートとは、支持線ともいい相場において買い圧力が多い価格帯のことをいいます。チャート上では、何度も同じ価格帯で安値を形成しているところや、ローソク足の下ヒゲが長く伸びた安値もレジスタンスとして見ることができます。

このサポートを割り込むということは、買い圧力が大きい壁を上から下に突破(ブレイク)したということで、それは買い圧力を吸収してさらに下落していく確率が高いと判断できるからなのであります。

当然、サポートもレジスタンス同様にブレイクしたら必ず勝てるという保証はありません。でもレジスタンスと同じで、その確率が高ければそれを狙っていくことで勝つ確率を上げていくのです。

まとめ

今回は初心者にとってはなかなか難しいブレイクアウト手法を学びました。

勝っているトレーダーの多くは、チャンスのひとつとしてブレイクアウトをエントリーポイントとして積極的に利用しています。

その理由をまとめると

  • ブレイクアウトした場合はその方向に向かっていく確率が高い
  • トレードは所有や消費ではないので、ポジションを持ったところから上昇するか(下落するか)が重要

なことから、是非取り入れたいトレード手法のひとつであります。

是非あなたも、勝てる武器をひとつ増やして少しでも利益を増やせるようになってください。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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