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チャートで見る相場の見方と考え方【2017年10月18日(水)】

こんにちは、よろしくお願いいたします。

ドル円ですが、これまでのレンジ相場が下に割り込んできましたね。

レンジを割り込んだということで、トレード的には買いなのか、それとも売りなのか、ポイントとなるところを一緒に確認していきましょう。

まずは、チャートを見てみます。

これは、ドル円の日足です。

通常、レンジ相場の場合はレンジ上限手前で売りを仕掛けて、レンジ下限手前では買いを仕掛けますが、前回、このように書きました。

このレンジ相場でどのようにトレードしていくのか、ということですが、個人的には前回同様に買い方針で進めて行きたいと考えています。

理由としては、上昇を継続し高値も更新していますので、売る材料がないからです。

現在はどうかといいますと、結論としては、やはり売り材料はまだないので買い方針で進めていきたいと考えています。

理由としては、黒線と黒○で示していますが、直近の安値の黒線を黒○のようにまだ割り込んではいないからなんですね。

但し、懸念材料はあります。

それは、赤○で囲んでいますが、

  • 10/16の足は下から2番目の節目のラインで抑えられ、
  • 10/17の足は節目のラインは上抜きましたが、112.50円レベルで抑えられ、
  • 本日は、あくまでも現状ですがまた節目のラインで抑えられている。

この3つです。

では、なぜ売らないのか?という疑問が湧くかと思いますが、
その理由としては、

  • 確かに高値は切り下がってきているが、直近の安値をまだ割り込んではいないのと、
  • 仮に割り込んだとしても、その下には何度もサポートとレジスタンスを繰り返してきた節目があるから、

の2つになります。

もちろん、相場ですから今後どうなるのかなんて分かりません。

したがって、私は「こうなるであろうからこうする」ではなく、「こうなったからこうする」といった優位性のある取引をしているだけなんですね。

もちろん、これでダメなら早めに損切りをして次に切り替えるだけであります。

「損切りをいかに避けるか」なんて無駄なことは全く考えておらず、あくまでも優位性のある取引を目指して、それでダメなら損失を小さく抑えて次に行くだけであります。

ということで、これは前々回に書いたことですが、

最終的には、一番下のライン辺りをしっかりと割り込まない限りは買い方針で進めたいです。

のままであります。

なお余談ではありますが、下記を見てください。

フィボナッチで見てみると38.2%ラインと一番下の節目はほぼ一致しますので、これがどのように効いてくるかは今後の動きに注目したいところです。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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