こんにちは。よろしくお願いいたします。
さてドル円ですが、前回(12/6)は売り方針で進めて、直近高値である12/4の高値(113.10円レベル)を上抜いたら買い転換と書きました。
チャートで見る相場の見方と考え方【2017年12月6日(水)】
そして、その後はこの113.10円レベルを上抜いたことから買い転換となりました。
でも、それからまた下落している状態です。
この動きをどう見るのか、相場にどうのように向かっていけばいいのか、そのあたりに触れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まずは、チャート(ドル円の日足)を見てみます。
まず、チャートを見てみると、これまでポイントとして見ていた113.10円レベルを上抜いたことから売り方針から買い転換となりました。
そしてその後は、そのまま数日間上昇を継続しましたが、一昨日の下落によって113.00円の大台をもしっかりと割り込んでしまいました。この下落をどう見るのかが今後のポイントですね。
こういった場合、2つのトレードシナリオを考えることができます。
- 1つめが、すでに113.00円の大台をもしっかりと割り込んでしまっているので、売り転換して少なくとも113.00円、もしくは直近高値の113.75円レベルを上抜かない限りは売り方針継続。
- 2つめが、確かに113.00円はしっかりと割り込んでしまってはいるが、その下のこれまで何度も節目となっている112.00円レベルのサポートは割り込んでいないので、ここを割り込まない限りは買い方針継続。
もう少し詳しく見て行きましょう。
まずは1つめの売り方針です。
これは、エントリーとしては戻り売りを仕掛けます。しかし、113.00円や直近高値を上抜いた場合は早めに損切り、損失を小さく抑える、という方法です。
この場合、売り場としては113.00円の手前、もしくは直近高値の手前のレベルとなりますね。
次が2つめの買い方針です。
この場合は、112.00円レベルで支えられていれば、ダブルボトムとなっていると見ることができますので、ここを割り込まない限りは押し目買いをします。しかし、サポートである112.00円を割り込んでしまった場合は早めに損切りして、損失を小さく抑えます。
こんな感じです。
なお、今後どうなるのか分からないの?と思う方がいると思いますが、それは私には分かりません。
相場で勝つには予想を当てることではなく、相場の流れについていくことと思うからです。
なお、上記2つの方法を述べましたが、それなら一体どっちなの?と疑問を持つかと思います。
これについては、どちらでもいいという答えなのですが、私なら、難しいことは考えずに、今後の相場が下に行けば買い方針で試してみるし、上に行けば売り方針で試してみるだけです。
ということで、今後のトレードのお役立てればうれしいです。