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チャートで見る相場の見方と考え方【2017年12月15日(金)】

こんにちは。よろしくお願いいたします。

さてドル円ですが、前回(12/6)は売り方針で進めて、直近高値である12/4の高値(113.10円レベル)を上抜いたら買い転換と書きました。

チャートで見る相場の見方と考え方【2017年12月6日(水)】

そして、その後はこの113.10円レベルを上抜いたことから買い転換となりました。
でも、それからまた下落している状態です。

この動きをどう見るのか、相場にどうのように向かっていけばいいのか、そのあたりに触れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

まずは、チャート(ドル円の日足)を見てみます。

まず、チャートを見てみると、これまでポイントとして見ていた113.10円レベルを上抜いたことから売り方針から買い転換となりました。

そしてその後は、そのまま数日間上昇を継続しましたが、一昨日の下落によって113.00円の大台をもしっかりと割り込んでしまいました。この下落をどう見るのかが今後のポイントですね。

こういった場合、2つのトレードシナリオを考えることができます。

  • 1つめが、すでに113.00円の大台をもしっかりと割り込んでしまっているので、売り転換して少なくとも113.00円、もしくは直近高値の113.75円レベルを上抜かない限りは売り方針継続。
  • 2つめが、確かに113.00円はしっかりと割り込んでしまってはいるが、その下のこれまで何度も節目となっている112.00円レベルのサポートは割り込んでいないので、ここを割り込まない限りは買い方針継続。

もう少し詳しく見て行きましょう。

まずは1つめの売り方針です。

これは、エントリーとしては戻り売りを仕掛けます。しかし、113.00円や直近高値を上抜いた場合は早めに損切り、損失を小さく抑える、という方法です。

この場合、売り場としては113.00円の手前、もしくは直近高値の手前のレベルとなりますね。

次が2つめの買い方針です。

この場合は、112.00円レベルで支えられていれば、ダブルボトムとなっていると見ることができますので、ここを割り込まない限りは押し目買いをします。しかし、サポートである112.00円を割り込んでしまった場合は早めに損切りして、損失を小さく抑えます。

こんな感じです。

なお、今後どうなるのか分からないの?と思う方がいると思いますが、それは私には分かりません。

相場で勝つには予想を当てることではなく、相場の流れについていくことと思うからです。

なお、上記2つの方法を述べましたが、それなら一体どっちなの?と疑問を持つかと思います。

これについては、どちらでもいいという答えなのですが、私なら、難しいことは考えずに、今後の相場が下に行けば買い方針で試してみるし、上に行けば売り方針で試してみるだけです。

ということで、今後のトレードのお役立てればうれしいです。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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