こんにちは。よろしくお願いいたします。
早いもので、2018年がスタートしてもうすぐ2週間となります。為替相場は、というと若干動きがありましたね。
ということで、金曜日の週末ではありますが、今後のドル円の相場観をチャートを見ながら解説していきたいと思います。では、始めましょう。
これはドル円の日足チャートです。
前回からのおさらい
ドル円については、前回下記のように2つの売買方針を挙げてみました。
- 1つめが、高値は切り下げている状態で、直近高値は113.40円レベルで何度も抑えられているので、この直近高値の113.40円レベルを上抜かない限りは売り方針。
- 2つめが、高値は切り下がってきているが、これまで何度も節目となっている112.00円レベルのサポートは年初でも支えられて割り込んでいないので、ここを割り込まない限りは買い方針。
結果的には、まず1月8日に高値113.38円レベルをつけたことで、1つめの方針が有効となりました。
最新チャートで見る相場の見方と考え方【2018年1月4日(木)】
そして、その後は下落したので少なくとも100pips程度の利益は取れたかと思います。
次に、相場が下落したことで2つめの方針も有効となりました。これで112.00円レベル手前での買いが成立しましたが、相場はそのまま112.00円をも割り込んでしまったので、これは損切りで終了です。
でも、112.00円を割り込んだところで損切りしているので、わずかな損失で抑えられたかと思います。
その上で、新たに売りポジションを持った方はすでに100pips近くの含み益は発生しているので、トータルでは十分プラスになっているかと思います。
次に、今後の方針を見て行きたいと思います。
今後のドル円の売買方針
上記の日足チャートを見る限り、青○のようにすでに112.00円を割り込んでいる状態ですので、買いという判断はもう無くなっていることから、売り方針で進めたいところです。
では、どこまで売り方針で進めるか、というと赤線のレベルまでは売り込んで行きたいですね。
この赤線である節目は、
- 112.00円のサポートを割り込んだ日の高値であり、
- 過去にも何度も節目となっていたレベルであり、
- ここまでの上昇であれば、高値の切り上げにはならないから
であります。
ということで、繰り返しになりますが、日足ベースでの相場観としては、少なくとも赤線である112.80円レベルの節目を上抜かない限りは売り方針で進めたいです。
もちろん、ここをしっかりと上抜いたら損切ります。
また、時間足ベースでの相場観はまた別になりますので、ご注意ください。
まとめ
ドル円は週足レベルでは売り方針のまま変わらず、日足ベースでもこれまでの売り買い両方できる相場から、売り方針となりました。
これで週足、日足の足並みが揃いましたので、トレードもしやすいかと思います。トレードは相場が予想できれば勝てるものではありません。反対に、予想できなくても勝つことは十分できます。あなたもきっとなれるので、勝ちトレーダーになってください。