こんにちは。よろしくお願いいたします。
さて、ドル円の相場ですが、重要なサポートを割り込んでからは、日々安値を切り下げる展開となっていますね。
ということで、大きな流れに変更はないものの、本日は若干の戻りも見せていますので、4時間足も使って目先のポイントを一緒に確認したいと思います。
では、見て行きましょう。
これは、ドル円の日足チャートです。
前回のおさらい
前回、売買方針としては青○のように「112.00円のサポートをすでに割り込んでいる」ことを理由に、下記のように書きました。
日足ベースでの相場観としては、少なくとも赤線である112.80円レベルの節目を上抜かない限りは売り方針で進めたい
その後の相場としては、チャートのように日々高値安値を切り下げて下落しています。
特に、一番下のラインを割り込んでからも赤○のように日々安値を切り下げていることから、弱い相場は継続していると判断できます。
日足チャートによるドル円の売買方針
ということで、日足ベースの今後の売買方針としては、
少なくとも、サポートからレジスタンスに転化しているであろう112.00円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続
で見て行きたいですね。
この112.00円はフィボナッチで見ても節目と判断することができるラインですので、重要なポイントとして見て行きたいと思います。
では、4時間足ではどうでしょうか。
4時間足チャートによるドル円の売買方針
次に、4時間足チャートで見てみます。
これが4時間足チャートです。
チャートにはフィボナッチが表記されていますが、まずはフィボナッチは無視してチャートだけ見てください。
チャートを見ると、上下を繰り返しながらも高値安値を切り下げて、安値を更新していることから、売り方針で進めるべき相場であることは判断できますね。
次に「どこで売っていくか」という問題ですが、これについてはフィボナッチで見てみましょう。
こうして見ると、赤○のように1本前の足はポンと跳ねています。そして現在の足を見ると、ちょうど38.2%ラインのところで抑えられているのが分かります。
今後もここで抑えられたままになるかは分からないところですが、絶好の売り場のひとつであることは言えると思います。
次に、青○で囲んでいる50.0%ラインです。ここは日足で重要と見ている112.00円ラインの手前でもあることから、4時間足では売るポイントのひとつとして見て行きたいレベルです。
ということで、4時間足チャートで見た場合の売買方針としては、111.40円レベル、もしくは111.80円レベルをしっかりと上抜かない限りは売り込んで行きたいですね。
決して、安いから買うという判断をすることはありません。
トレードのポイントは、相場の流れに逆らうことなくポジションを持って、ダメなら早めに損切ることです。予想して当たりハズレに一喜一憂するのはトレードではありません。それはギャンブルです。