こんにちは。よろしくお願いいたします。
さてドル円ですが、先週は月足レベルの節目を割り込んだことで大きく注目していましたが、再度上昇し戻りが入ってきましたね。
ただ、日足チャートを見る限りは高値更新にならずに単なる戻りの範囲内で終わっています。
反面、安値は切り上がってきていますので、そこをどのように見て行くのか、気になるところですね。
ということで、一緒にチャートを確認していきましょう。よろしくお願いいたします。
ドル円チャート確認
まずは、日足チャートを確認してみましょう。
チャートを見ると、先週は大きく上昇する場面がありましたが、日足の流れからの視点で見てみると、矢印のように高値はきれいに切り下がっています。
そのため、先週の上昇は単なる戻りのレベルで、今後の上昇を示唆するものではないですね。
また、前回では
まずは、今後のトレードポイントからお伝えします。それは、
・少なくとも、107.30円を上抜かない限りは売り
・可能なら、108.00円を上抜かない限りは売りになります。
と書いて、107.30円さえも上抜いていませんので、これまでの下落相場は継続していると判断できます。
ただ今後としては、赤○で囲んだように安値が若干切り上がってきているのが気になるところです。
高値は切り下がっていても、安値が切り上がってくると、反転上昇してくる材料になってくる場合があるので注意はしておいたほうがいいです。
ということで、これらを踏まえてどのようにトレードしていけばいいのでしょうか。下記にて触れたいと思います。
ドル円を日足から見た場合のトレードポイント
では、今後のトレードポイントを挙げてみます。それは、
- 少なくとも、107.00円を上抜かない限りは売り
- 可能なら、108.00円を上抜かない限りは売り
で見たいと思います。
少なくとも、107.00円を上抜かない限りは売りとは
これは前回のスタンスからの変更はないですが、安値が切り上がってきていますので、高値が切り上がらない限りは売り込んで行きたい、という意味になります。
なぜなら、安値が切り上がってきていても、高値がしっかりと切り下がっていれば、それはまだ下落継続と見ることができるからです。
しかし、安値が切り上がってきている一方で、高値も切り上がるような動きとなってくれば、これは積極的な買い材料とはいえないため、「少なくとも107.00円」で見たいと思います。
可能なら、108.00円を上抜かない限りは売りとは
これは前回と同じで何も変更はありません。
なぜ108.00円なのかは、107.90円に大きなレジスタンスがあるからです。
そして、107.90円は重要な節目なので、107.90円のすぐ上にある108.00円を上抜かない限り、という見方で進めたいです。
まとめ
先週、月足レベルの節目を割り込み、その後戻りが入っている状況です。
このように、一旦反発する動きはよくあることですので気にすることはないです。
それよりも、目先の細かい動きに振り回されることを避けたほうがいいですね。
流れを捉えながら、節目を使ってトレードする。シンプルに相場を見て利益を狙っていくことが大切です。
狙ってダメなら損切ればいいだけで、いかに損失を出さないようにするかを考えることは不可能なことを求めていることにつながりますので、気をつけていきたいです。