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チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年4月4日(水)】

こんにちは。よろしくお願いいたします。

さてドル円ですが、先週は月足レベルの節目を割り込んだことで大きく注目していましたが、再度上昇し戻りが入ってきましたね。

ただ、日足チャートを見る限りは高値更新にならずに単なる戻りの範囲内で終わっています。

反面、安値は切り上がってきていますので、そこをどのように見て行くのか、気になるところですね。

ということで、一緒にチャートを確認していきましょう。よろしくお願いいたします。

目次

ドル円チャート確認

まずは、日足チャートを確認してみましょう。

チャートを見ると、先週は大きく上昇する場面がありましたが、日足の流れからの視点で見てみると、矢印のように高値はきれいに切り下がっています。

そのため、先週の上昇は単なる戻りのレベルで、今後の上昇を示唆するものではないですね。

また、前回では

まずは、今後のトレードポイントからお伝えします。それは、

・少なくとも、107.30円を上抜かない限りは売り
・可能なら、108.00円を上抜かない限りは売り

になります。

と書いて、107.30円さえも上抜いていませんので、これまでの下落相場は継続していると判断できます。

ただ今後としては、赤○で囲んだように安値が若干切り上がってきているのが気になるところです。

高値は切り下がっていても、安値が切り上がってくると、反転上昇してくる材料になってくる場合があるので注意はしておいたほうがいいです。

ということで、これらを踏まえてどのようにトレードしていけばいいのでしょうか。下記にて触れたいと思います。

ドル円を日足から見た場合のトレードポイント

では、今後のトレードポイントを挙げてみます。それは、

  • 少なくとも、107.00円を上抜かない限りは売り
  • 可能なら、108.00円を上抜かない限りは売り

で見たいと思います。

少なくとも、107.00円を上抜かない限りは売りとは

これは前回のスタンスからの変更はないですが、安値が切り上がってきていますので、高値が切り上がらない限りは売り込んで行きたい、という意味になります。

なぜなら、安値が切り上がってきていても、高値がしっかりと切り下がっていれば、それはまだ下落継続と見ることができるからです。

しかし、安値が切り上がってきている一方で、高値も切り上がるような動きとなってくれば、これは積極的な買い材料とはいえないため、「少なくとも107.00円」で見たいと思います。

可能なら、108.00円を上抜かない限りは売りとは

これは前回と同じで何も変更はありません。

なぜ108.00円なのかは、107.90円に大きなレジスタンスがあるからです。

そして、107.90円は重要な節目なので、107.90円のすぐ上にある108.00円を上抜かない限り、という見方で進めたいです。

まとめ

先週、月足レベルの節目を割り込み、その後戻りが入っている状況です。

このように、一旦反発する動きはよくあることですので気にすることはないです。

それよりも、目先の細かい動きに振り回されることを避けたほうがいいですね。

流れを捉えながら、節目を使ってトレードする。シンプルに相場を見て利益を狙っていくことが大切です。

狙ってダメなら損切ればいいだけで、いかに損失を出さないようにするかを考えることは不可能なことを求めていることにつながりますので、気をつけていきたいです。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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