こんにちは。よろしくお願いいたします。
さてドル円ですが、順調に上昇していたかと思えば、ここ数日は2円ほど下落しましたね。
今後のドル円相場において、この下落をどのように見て行けばいいのか皆さん気になるところと思います。
ということで、ライントレードを使ったドル円の相場状況とトレード方針を書いてみました。今後の参考になればうれしいです。
では、よろしくお願いいたします。
前回のおさらい
前回(5/16)は、日足チャートのトレード方針として下記の2つを挙げました。
- 少なくとも、108.90円を割り込まない限りは買い
- 可能なら、108.50円を割り込まない限りは買い
その理由としては、
- ダブルトップのレジスタンスをしっかりブレイクして高値更新したこと
- 一番上のラインであるサポートの手前でダブルトップのネックラインが 形成されたこと
からだったためです。
まずは、ドル円の日足チャートを確認してみましょう。
これは、ドル円の日足チャートです。
こうして見てみると、前回示したダブルトップをブレイク後に1.4円上昇した111.40円レベルまで高値をつけました。しかしその後、3日間連続で陰線となり、昨日は安値である108.95円をつけましたね。
これまでのトレード方針としては、少なくとも108.90円を割り込まない限りは買い継続で見ていましたので、ある意味絶好の買い場であったと思います。
※当然これは現時点でのことで「今後もう下がらない」ということではありません。
次に、このチャートからどのように相場を見て行けばいいのでしょうか。
チャート分析のポイント
まずは、前回のトレード方針である108.50円は割り込んでいませんし、その上の108.90円は意識された形で支えられていますので、買い継続はそのままですね。
ここでちょっとフィボナッチを使ってチャートを見てみます。
これはドル円の日足チャートにフィボナッチを付したものです。
こうして見てみると、赤○のところは昨日の安値で、そのレベルはフィボナッチでいう38.2%レベルの少し手前であることがわかります。
ということは、この2日間でそれなりに下落していると感じるかもしれませんが、実は単なる押し目の範囲内での下落でしかないことがわかりますね。
もちろん、4時間足等の時間軸の短いチャートを見れば、それなりの下落となっていますので、売り転換していると見ることができます。
しかしながら、日足チャートで見る限りでは買い継続と判断できるのです。
その意味で現在は、日足と4時間足では相場の見方が違うことはご理解ください。単なる買い、売りではないです。
日足チャートをベースにしたトレード方針
現在ドル円は下落はしているものの、相場状況としては強気のままと見ています。
ただ、どのような方針でトレードをしていけばいいでしょうか。
今後のトレードを考えると、
- 少なくとも、108.90円を割り込まない限りは買い
- 可能なら、108.50円を割り込まない限りは買い
- 108.50円をしっかりと割り込んだら売り方針に変更
で進めたいと思っています。
そうです。前回と同じ内容で変化はありません。売り方針が加わっただけです。
理由としては、
ドル円は先週、高値更新をしましたが、それ以外の相場状況に大きな変化はないからです。
したがって、108.50円をしっかりと割り込まない限りは買い継続で進めて行きたいですね。
なお、現在の目標値は、112.30円レベル。
そこを超えれば、前回ご紹介した113.60円レベルです。これも前回と変わりません。
もちろん行くかどうかはわかりません。ひとつの目標値として買い進めて行ければと思います。
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