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チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年5月25日(金)】

こんにちは。よろしくお願いいたします。

さてドル円ですが、順調に上昇していたかと思えば、ここ数日は2円ほど下落しましたね。

今後のドル円相場において、この下落をどのように見て行けばいいのか皆さん気になるところと思います。

ということで、ライントレードを使ったドル円の相場状況とトレード方針を書いてみました。今後の参考になればうれしいです。
では、よろしくお願いいたします。

目次

前回のおさらい

前回(5/16)は、日足チャートのトレード方針として下記の2つを挙げました。

  • 少なくとも、108.90円を割り込まない限りは買い
  • 可能なら、108.50円を割り込まない限りは買い

その理由としては、

  • ダブルトップのレジスタンスをしっかりブレイクして高値更新したこと
  • 一番上のラインであるサポートの手前でダブルトップのネックラインが 形成されたこと

からだったためです。

まずは、ドル円の日足チャートを確認してみましょう。

これは、ドル円の日足チャートです。

こうして見てみると、前回示したダブルトップをブレイク後に1.4円上昇した111.40円レベルまで高値をつけました。しかしその後、3日間連続で陰線となり、昨日は安値である108.95円をつけましたね。

これまでのトレード方針としては、少なくとも108.90円を割り込まない限りは買い継続で見ていましたので、ある意味絶好の買い場であったと思います。

※当然これは現時点でのことで「今後もう下がらない」ということではありません。

次に、このチャートからどのように相場を見て行けばいいのでしょうか。

チャート分析のポイント

まずは、前回のトレード方針である108.50円は割り込んでいませんし、その上の108.90円は意識された形で支えられていますので、買い継続はそのままですね。

ここでちょっとフィボナッチを使ってチャートを見てみます。

これはドル円の日足チャートにフィボナッチを付したものです。

こうして見てみると、赤○のところは昨日の安値で、そのレベルはフィボナッチでいう38.2%レベルの少し手前であることがわかります。

ということは、この2日間でそれなりに下落していると感じるかもしれませんが、実は単なる押し目の範囲内での下落でしかないことがわかりますね。

もちろん、4時間足等の時間軸の短いチャートを見れば、それなりの下落となっていますので、売り転換していると見ることができます。

しかしながら、日足チャートで見る限りでは買い継続と判断できるのです。

その意味で現在は、日足と4時間足では相場の見方が違うことはご理解ください。単なる買い、売りではないです。

日足チャートをベースにしたトレード方針

現在ドル円は下落はしているものの、相場状況としては強気のままと見ています。
ただ、どのような方針でトレードをしていけばいいでしょうか。

今後のトレードを考えると、

  • 少なくとも、108.90円を割り込まない限りは買い
  • 可能なら、108.50円を割り込まない限りは買い
  • 108.50円をしっかりと割り込んだら売り方針に変更

で進めたいと思っています。

そうです。前回と同じ内容で変化はありません。売り方針が加わっただけです。

理由としては、

ドル円は先週、高値更新をしましたが、それ以外の相場状況に大きな変化はないからです。

したがって、108.50円をしっかりと割り込まない限りは買い継続で進めて行きたいですね。

なお、現在の目標値は、112.30円レベル。

そこを超えれば、前回ご紹介した113.60円レベルです。これも前回と変わりません。

もちろん行くかどうかはわかりません。ひとつの目標値として買い進めて行ければと思います。

【注意事項】
このメルマガは、個人の相場観に基づいた情報配信を行っているもので、トレードを促したり、利益を保証するものではありません。
トレードはご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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