こんにちは。
よろしくお願いいたします。
ドル円ですが、上値がなかなか重たく、高値更新ができずにいますね。
そんな相場状況ですので、これまでご紹介してきたトレード方針はなんの変化もなく継続中のままであります。
ということで、本日は日足ではなく4時間足のチャートを使っての相場分析とトレード方針をご紹介したいと思います。
よろしくお願いいたします。
前回のトレード方針とおさらい
前回、6/29に日足チャートを使った方針として、このように書きました。
前回のトレード方針
これまで同様に、現在の111.40円をしっかりと上抜かない限りは売り継続の方針はそのまま変わらず。そして、その手前のひとつのポイントとしての110.85円レベルも変わらず意識して売り込んで行く。
これは日足チャートで見た場合のトレード方針です。
相場状況としては、その後も111.40円レベルは全然上抜いていませんので、日足チャートによる売り方針は継続のままです。
ということで、本日は4時間足を使って相場状況を確認しましょう。
4時間足チャートを使ったドル円相場状況
まずは、チャートを見てみましょう。
こうしてチャートを見てみると、6/25、6/26にかけて109.40円レベルで何度も支えられました。
このように下に行けないことを受けて相場は上昇したのですが、結局のところ、日足チャートで出していた111.40円レベルを上抜くには至っていません。
その後は、緑線と緑○で囲んでいますようにダブルボトムを形成して、サポートを確認したことから、再度上昇を開始しましたね。
ただ現状としては、赤線レベルで上値は抑えられている状況です。
ちなみに、この赤線レベルは赤○で囲んでいるように過去においてもレジスタンスとして機能しているレベルであります。
4時間足チャートを使った今後のトレード方針
では、4時間足チャートを使った場合の今後のトレード方針をお伝えします。それは、
4時間足チャートを使った今後のトレード方針
ダブルボトムを形成した110.25円レベルをしっかりと割り込まない限りは買い方針継続
です。
日足チャートでは売り方針継続のままですが、4時間足チャートでは買い方針で進めます。
理由とチャートは次のとおりです。
- 直近高値を形成後に下落したが、下落レベルはフィボナッチでいう50.0%レベルである
- この半値押しのレベルで下ヒゲを伸ばしたダブルボトムを形成している
この2点により、4時間足の場合はこのダブルボトムをしっかりと割り込んでこない限り買い方針で進めたいです。
なお、直近高値も更新することができずに、この緑ラインを割り込むようなことがあれば、それは高値安値の切り下げになりますので、そこからは売り方針で進めたいですね。
まとめ
以上、ドル円の4時間足を使った場合の相場観とトレード方針をご紹介させていただきました。
こうして見ると、ドル円は現在、日足は売り方針、4時間足は買い方針として見ています。
これを見た方の中には、「じゃ買いなのか、売りなのか、どっちなんだよ!」という方もいるかと思います。
このように見る時間軸の違うチャートによって見方が違う場合、ご自身のトレードスタイルや好みで選んでもらえればいいです。
短い時間軸のチャートは、長い時間軸のチャートの一部分を表しているだけなんですね。
細かい目先の相場の流れと、大きなベクトルをもった相場の流れに違いがあるのは当然であるので、その違いを認識しながら対応してくことが大切であります。