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チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年8月31日(金)】

こんにちは。
よろしくお願いいたします。

先週からのドル円は、若干上昇したあと50pips位の狭いレンジで横ばいで推移しました。

その後、これまでのレジスタンスであった111.50円を上抜くこととなりましたが、結局はまた下がってきている状況です。

こうなると、今後は何を基準に見て行けばいいのか不明なことが多いと思いますので、相場のどこを見て行くべきかポイントを解説したいと思います。

よろしくお願いいたします。

目次

これまでのトレード方針のおさらい

前回(8/22)で、ドル円日足のトレード方針をこのように書きました。

前回までのトレード方針
少なくとも、111.50円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続

可能なら、112.20円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続

では、実際にどのように相場が変動したのか、チャート使って確認してみましょう。

4時間足チャートの確認

これがドル円の4時間足チャートです。日足ではありません。

こうしてチャートを見てみると、前回示した111.50円が節目になっていることがわかりますね。

赤○で囲んでいますが、上昇してもここのレベルで何度も抑えられているのが見て取れます。

そういったことから、何度も抑えられたことで上に行けなくなって、一旦は下値を攻める展開となりました。

でも、ここでも紫大〇で囲んでいるように、何度も何度もサポートされました。

ここのサポートは、実は紫小〇で囲んだように以前はレジスタンスとして機能していたところです。

レジスタンスをブレイクしたことで、ここではサポートに転化して機能している状況となりました。

そんなことで、今度は下に行けなくなってしまったことから、とうとう111.50円のレジスタンスをブレイク(青○)するに至りました。

前回のトレード方針のひとつとして、「少なくとも、111.50円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続」を挙げましたが、今回は若干上抜く形となりました。

111.50円ブレイク後は、思ったよりも上昇することなくまた下落。

しかしながら、再度紫大〇のサポートで再度支えれている状況ですね。

その意味で、目先のポイントは2つあると思います。それは、

ドル円の目先のポイント
①レジスタンスである111.50円を上抜いたが、結局再度割り込んで下落した

②111.50円を再度割り込んだにもかかわらず、110.90円レベルでは支えられている

こういった2つのポイントから、まずは110.90円を割り込むのかどうなのか、それとも再度反転上昇するのか、が注目点ですね。

今後のトレード方針

結論からですが、今後のトレード方針としては、

日足の今後のトレード方針
少なくとも、111.50円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続

可能なら、112.20円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続

で進めたいと思います。

ご存じのように、前回と変わりません。

111.50円を一旦は上抜きましたが、再度割り込んできている状況を鑑みて、方針継続で進めたいと思います。

相場に大きな変化がない以上、方針も変わらないですね。

注意
本相場観やトレード方針は、筆者の個人的なものであって、内容を保証したり投資を促すものではありません。
最終的な判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします。

まとめ

今回見ていただいたように、ドル円については大きな相場変化はありません。

ただ、4時間を使って細かい節目を見て行くのは有効なので、今回ご紹介したポイントを参考にしていただければいいと思います。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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