オリジナル売買手法動画プレゼント 詳しくはこちら

チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年5月16日(水)】

こんにちは。よろしくお願いいたします。

ドル円ですが、順調に上昇を継続していますね。

ただ本日は、ちょっと下げ気味の動きとなっています。

そこで、今後のドル円相場に関するライントレードを用いた私の相場観をお伝えさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

目次

前回のおさらい

前回(5/9)は、トレード方針として下記の2つを挙げました。

  • 少なくとも、108.50円を割り込まない限りは買い
  • 可能なら、108.00円を割り込まない限りは買い

なぜなら、理由としては

  • フィボナッチの23.6%レベルで2回サポートされている
  • フィボナッチの38.2%レベルはこれまでのレジスタンスと一致している

からだったからです。

107円レベルの買い転換から買っている人は、すでに300pips位の含み益になっていますね。

その上で、現在のドル円の日足チャートを見てみましょう。

これが現在のドル円の日足チャートです。

では、このチャートからどのように相場を見ればいいのでしょうか。

チャート分析のポイント

チャートを見てみると、108.50円すら割り込んでいないので、上昇相場はそのまま継続していますね。

また、青○で囲んでいるように110.00円レベルで2回抑えられるダブルトップを形成しました。

ダブルトップを形成した場合、教科書的にはネックライン(今回は108.65円レベル)を割り込むと下落基調が高まると見ますが、今回はそのネックラインも割り込まずに反転上昇しています。

ダブルトップの詳細については、レジスタンスを繰り返しているパターンをご覧ください。

そして昨日ですが、この2回にわたって抑え込まれた110円レベルを上抜きましたね。

この110円のレジスタンスを上抜いたことで、相場的にはさらに強い状況と判断することができます。

日足チャートをベースにしたトレード方針

現在、相場状況は強い感じで進んでいますが、どのような方針でトレードをしていけばいいでしょうか。

今後のトレードを考えると、

  • 少なくとも、108.90円を割り込まない限りは買い
  • 可能なら、108.50円を割り込まない限りは買い

で進めたいと思っています。

理由としては、

  • ダブルトップのレジスタンスをしっかりブレイクして高値更新したこと
  • 一番上のラインであるサポートの手前でダブルトップのネックラインが 形成されたこと

が挙げられます。

また、今後のポイントとしては、ダブルトップを形成した110円レベルがレジスタンスからサポートに転化できるかです。

ここを割り込んだからといって、上昇相場が終わることにはつながりません。

ただ、ここをサポートとして形成できることが、更なる上昇の土台となる材料となるので、赤線レベルで支えられればさらにいいですね。

現在の目標値は、112.30円レベル。

そこを超えれば、前回ご紹介した113.60円レベルです。

もちろん行くかどうかはわかりませんが、ひとつの目標値として買い進めて行ければと思います。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてください!

この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
・ヤフー! ファイナンス
・みんかぶ
・株式会社日経ラジオ社
・パンローリング株式会社
・FX攻略.com

目次
閉じる