こんにちは。いよいよ2018年の相場が始まりました。本年もよろしくお願いいたします。
さて、株式相場は年明け最初の取引となった4日本日の東京株式市場は550円以上値上がりするなど大幅な上昇となりましたね。
為替相場はすでに1月2日からスタートしていますが、どのように推移しているのでしょうか。
それでは、年初のトレードポイントを一緒に確認していきたいと思います。
まずはチャートを見てみましょう。
これは、ドル円の日足です。
なお、昨年末は週足を使った大きな流れのドル円の相場観をアップしましたが、チャートの種類が違うので、当然見た結果も違います。中長期の大きな流れを知りたい方は下記よりご覧ください。
2017年のドル円相場を振り返り、2018年のトレードポイントはどこか解説!
それでは戻って日足チャートの分析です。
目先のトレードポイントはこの2つ
まずは、今後のトレードポイントですが要点は2つあります。
- 1つめが、高値は切り下げている状態で、直近高値は113.40円レベルで何度も抑えられているので、この直近高値の113.40円レベルを上抜かない限りは売り方針。
- 2つめが、高値は切り下がってきているが、これまで何度も節目となっている112.00円レベルのサポートは年初でも支えられて割り込んでいないので、ここを割り込まない限りは買い方針。
結論だけを見ると、前回ご紹介した日足ベースの相場観とほとんど変わりません。高値が切り下がっている分、1つめのポイントの価格が少し切り下がっただけですね。
そう思うと、先月中旬から大きな変化は全然ないということになります。
チャートで見る相場の見方と考え方【2017年12月15日(金)】
それでは、詳しい売買方法をご紹介します。
直近高値の113.40円レベルを上抜かない限りは売り方針
これは、売り方針の方法です。
具体的には、高値は切り下がっていることと、青○でも囲んであるように113.40円レベルでは何度も(何日も)叩かれているレジスタンスがあるので、ここをしっかりと上抜かない限りは、113.40円の手前での戻り売りを仕掛けるという方法です。
なお、売りで仕掛けたにも関わらず、113.40円をしっかりと上抜いてしまった場合は早めに損切りを行います。これなら小さなリスクでリターンを狙うことが可能となります。
直近安値の112.00円レベルのサポートを割り込まない限りは買い方針
これは、買い方針の方法です。
具体的には、赤○で囲んでいるように、112.00円レベルでは何度も支えられて、トリプルボトムとなっているサポートがあるので、ここをしっかりと割り込まない限りは、112.00円の手前で押し目買いを仕掛ける方法です。
なお、この場合は買いポジションを持っても112.00円をしっかりと割り込んでしまったときは、早めに損切りを行います。これも小さいリスクでリターンを狙うことが可能ですね。
まとめ
以上、2種類の売買方針をご紹介しましたが、直近では112.00円で反転しているので、
- 戻り売り方針での指値を設定しておく
- 反対に下落して来たら押し目買いの指値を設定しておく
こんな感じでいいと思います。くれぐれも今すぐポジションを持ちたいというポジポジ病は発症しないでください。