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チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年10月15日(月)】

こんにちは。
よろしくお願いいたします。

すみません、ちょっとバタバタしていたら、あっという間に前回の更新から2週間が経過してしまっていました。

その間、相場の流れも変わってきていますね。ということで、ドル円の日足に関する個人的な相場観と今後のトレードポイントと述べたいと思います。

それでは、よろしくお願いいたします。

目次

これまでのトレード方針のおさらい

前回(9/27)で、ドル円日足のトレード方針をこのように書きました。

前回のドル円のトレード方針
110.70円レベルをしっかりと割り込まない限りは買い方針継続

では、実際にどのように相場が変動したのか、チャート使って確認してみましょう。

日足チャートの確認

これがドル円の日足チャートです。

前回のトレード方針を書いた際のドル円のレートは113円レベルでした。

それで「110.70円レベルをしっかりと割り込まない限りは買い方針継続」といった内容でお伝えしていましたが、その後相場は114.50円レベルまで上昇してから、112円割れまで下落している状況です。

原因は、米国の株安から始まって、日本株がつられて安くなって、世界同時株安になるのでは、といった憶測がよぎって回避通貨としての日本円が買われる形となり、それで全面円高になった相場でしたね。

そのため、円と同じように資金の避難先になりやすい金(ゴールド)も買われて上昇しています。

ということで、以前の「有事のドル買い」はもう昔の話で、現在は「有事の円買い」になっています。

そういったことで、今でも円高の流れから、ドル安も加わったドル円が下落し、併せてクロス円も下げている状況です。

ということで、現在のチャートを見る限りでのトレード方針はこうです。

今後のトレード方針

結論からですが、今後のトレード方針としては、

日足の今後のトレード方針
直近高値の114.60円レベルをしっかりと超えない限りは売り方針継続

これまでは買い方針で進めてきましたが、これだけ下がっていますし、赤○で囲んでいるようにこれまでのサポートがレジスタンスに転化している以上、相場の流れから買う場面ではないと判断しています。

したがって、売り方針に転換して進めて行きたいですね。

では「どこまでは売り続けていくのか?」ということについては、直近高値をしっかりと上抜かない限りは売り継続で進めたいです。

少し遠いかもしれませんが、日足ですから初動としてはそれくらいの値幅を見ておきたいです。

注意事項
本相場観やトレード方針は、筆者の個人的なものであって、内容を保証したり投資を促すものではありません。
最終的な判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします。

まとめ

相場が安くなっていると、買いたくなる衝動が湧いてくるのが人間のクセです。

所有を考えれば、安く買ったほうが特に決まっているのですが、これがトレードの場合はそうではありません。

なぜなら、トレードは買値と売値の差額を取るもので、安く買うことが目的ではないからです。

したがって、下がっていれば売っていく、上がっていれば買っていく、シンプルに相場の波に乗っていくことが大切です。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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・株式会社日経ラジオ社
・パンローリング株式会社
・FX攻略.com

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