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チャートで見るドル円相場の見方と考え方【2018年12月25日(火)】

こんにちは。

本日は12月25日でクリスマスですね。
為替は休みになりますのでご注意ください。

さて、ドル円の相場ですが大きな変化がありましたので、アップさせていただきます。

この年末に来てドル円もそうですが、クロス円も下落しており全面円高の状況です。

ということで、年末年始をはじめとする今後のトレードポイントをお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

目次

これまでのトレード方針のおさらい

前回(12/6)で、ドル円日足のトレード方針をこのように書きました。

前回のドル円のトレード方針
112.00円レベルをしっかりと割り込まない限りは買い方針継続

では、実際にどのように相場が変動したのか、チャート使って確認してみましょう。

日足チャートの確認

これがドル円の日足チャートです。

こうしてチャートを見てみると、買い転換してからは114円を上抜くまで上昇しました。

しかしその後は、上から2番目と3番目のラインのレンジっぽい推移となり、併せて、懸念事項としても書きましたが、高値が切り下がる(切り上げられない)傾向がありました。

ただ反面、112.25円レベルでは何度も支えられるサポートとしての機能も果たしていましたので、高値の切り下げと、下値のサポートのどちらが優勢となるかがポイントでありました。

そのような中、赤○で囲んでいるように、12/20(木)にとうとう112.00を割り込んでしまいましたね。

これで売り転換となります。

今後は買いではなく、売り方針で進めて行きます。

112円を割り込んでから売っている方はすでに200pips弱の含み益が出ている状況かと思います。

それだけ、しっかりとしたサポートを割り込んだ際のダメージは大きいですね。

ということで、売り転換している現在、今後のトレード方針はどうでしょう。

今後のトレード方針

結論からですが、今後のトレード方針としては、

日足の今後のトレード方針
113.70円をしっかりと上抜かない限りは売り方針継続

113.70円というのは、上から2番目のラインです。

現在値からはかなり遠いですが、売り転換したばかりということと、年末年始の乱高下に対応した形になります。したがって、113.70円をしっかりと上抜かない限りは売り方針で進めて行きます。

なお、転換点については相場状況を見ながら徐々に引き下げて行きますね。

さて、ドル円は現在112円前半で推移しています。

すでに売り転換点の112.00円を割り込んでから200pips弱の下落となっていますが、戻りがあれば売り込んで行きたいです。

短期間にこれだけ下げれば反発もあるでしょうが、どちらにしても「値段が安いから買う」という選択肢はありません。

単にモノを買うのでしたら価格は安いに越したことないです。しかし、私たちが行っているのは「価格差を取っていくトレード」ですから、安く買う必要はないのです。

むしろ「下がっているから売る」もしくは「上がっているから買う」です。

安く買って高く売る、これは間違いではないですが、下落途中で買うことは致命傷になりやすいので原則行ってはなりません。

その意味で何度も書いてきましたが、相場の流れに乗っていくことが重要です。

注意事項
本相場観やトレード方針は、筆者の個人的なものであって、内容を保証したり投資を促すものではありません。
最終的な判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします。

まとめ

一週間後の来週はもう元旦ですね。

本年、トレードで勝った人、残念ながら負けてしまった人、様々かと思います。

正しい練習を積み重ねて行けば、相場で勝てるようになることは難しいことではありません(簡単ではありませんが)。

来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
本年、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社トレードタイム代表取締役(2011年設立)

米国在住時にシカゴ、ニューヨークの市場を見学したした際、金融に興味を持ち、大学卒業後、国内と海外市場の取次業社にてコモディティ、為替取次の業務を行う。

その後、FXを日本で初めてFX事業を展開したひまわり証券に入社。
FX事業部の立ち上げ、自己売買ディーリング業務、投資助言業の資格を得て日経225先物、オプション取引の助言業務やセミナー講師等を務めた後、2011年に独立。


現在はFX、株式、日経225先物、FX、個別株オプション等の自己トレード行っている(1日のトレード回数は平均数回~10回程)、また個人投資家向けのセミナーも多数開催中。

セミナーの受講者は述べ39万人を超え、証券、FX会社でのセミナー講師、売買コンテンツ提供も行っている。
トレード本、FX情報誌やYahoo! ファイナンス等への執筆も多数。

コンテンツ(セミナー講師)の提供先会社は、株式会社外為どっとコム、サクソバンク証券株式会社、ワイジェイFX株式会社、株式会社FXトレード・フィナンシャル、ひまわり証券等々、30社以上(順不同,敬称略)。

~トレード情報提供サイト、コンテンツ提供企業(順不同,敬称略)~
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